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アラカルトドラマ以上のドラマGWも今日で終わりですね!うちの大学は今日から授業があったので、1日早く日常へ。あえて遠出はせずに、地道に執筆していておかげで、山を越した感じです。集中しないと書けない人なので、ほんま有り難い連休でした。今日は授業はありませんでしたが、先日発見した磐座の件を岩屋神社の宮司さんに説明をしに行きました。その磐座のことはやはり知らなかったそうで、私の話にとても驚いていました。険しい山の中にあるわけではないので、これまでに誰かが認知していてもおかしくはないのに、今まで知られずに来たというのはほんまミステリー。現実はドラマ以上にドラマやなぁと感じました。他人がどう思うかわかりませんが、個人的にはこれまでの人生の中で一番の発見だったと思っています。話は変わりますが、GW最終日なので今夜はちょいとDVDを鑑賞。数年前に制作された「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(画像は公式HPより)です。京都が舞台ということで、以前からちょっと気になっていたんですが、たまたまツタヤで見つけたので借りてきました。日頃生活している場所がロケ地というのはやはり面白いものです。久しぶりに叡電に載ってみたくなりました。ストーリーは過去と未来が交錯するとても複雑なものですが、最後まで観ると二人の心情がよく分かります。想像以上に良い映画でした。一日あるいは一瞬を大切にしたいと思える映画です。映画を観ながら食べたお菓子はSHIZUYAさんのマカロンパン。ちょっとお腹パンパンになりました(笑)
│-│-│2019/05/06(月) 23:21│
アラカルト今日は長楽寺お天気が良いので、今日もちょっと遊びに。円山公園の奥にある長楽寺さんに行ってきました。天皇陛下が即位される時にのみご開帳されるという本尊「准胝観音(じゅんていかんのん)像」が特別公開されています。前は昭和から平成の時でしたので、30年ぶりの公開とのこと。前から気になっていたんです。早い時間に訪れたんですが、かなり混雑していました。とくに最近御朱印が凄すぎます。大きさは約40センチとのことで、想像していたものより小さかったですが、秘仏ということもあるのでしょうか、とても繊細な作りで保存状態が良い感じがしました。2頭の龍の上に立つような形ですが、寺伝によれば、最澄さんが唐へに行く途中海上で船が難破しそうになった際、この龍と観音さまが現れ海を鎮めてくださったそうで、そのお礼を示すため自ら彫ったとされています。ほとんどの方は気づいていませんでしたが、観音様から五色の紐が伸びていて、触れて一体化できるようになっていました。長楽寺さんの近くには吉水という旅館があります。京都に旅行するときは必ず泊まっていた宿ですが、久しぶりに訪問。懐かしい。いまも普通に営業しているようでちょっとホッとしました。B&Bスタイルで安く、宿泊客のほとんどが当時から外人さんばかりの宿でした。女将の中川誼美さんは面白い方で、その後有名になって、ここ以外にも旅館を多角的に経営され、本も沢山出版されました。元気にしているかなぁ。ところで、今日は藤森祭があり、たまたまスポーツジムに行く途中に御神輿行列と遭遇しました。有り難いことが続いた一日。今夜のお菓子はまた柏餅でした☆
│-│-│2019/05/06(月) 00:08│
アラカルト恋多き女性を想う今日も天気が良かったので、ちょっと小野の随心院へ。とにかく、今年は山科の主要なお寺で特別公開をしているので、有り難いです。随心院では本尊の如意輪観音さんにお会いできます。醍醐寺の如意輪観音さんも大好きですが、ここの観音様もとっても美しく今にも動き出しそうな生々しさがあります。しかも、ほぼ目の前で拝むことができますので、とてもオススメです。その他にも、多くの部屋が公開されていましたので、いままで入ったことのないところにも。こんなに広かったんやねぇ。このお寺は小野小町さんとも縁がありますが、和歌以外に資料が少なく謎に満ちています。ただ、昨日の藤原高藤さんとはほぼ同じ時期を生きているので、お二人は会っていたかも知れません。宮仕えしていたとされる仁明天皇陵は深草にあり、仁明天皇の女御が先日の安祥寺を開基した藤原順子さんで、彼女の御陵も山科にあります。小町とともに同じ六歌仙に選ばれている遍昭僧正は仁明天皇の蔵人をしており、その後山科・花山の元慶寺を開き、お墓もそのすぐ近くにあります。深草少将は実在しないという説が結構有力ですが、私はなんとなくいたような気がしますし、二人ともとても身近に感じます。小町さんはどのような人生を送られたのでしょうね。美人かどうかはわかりませんが、和歌からは恋多き女性であったことは確かでしょう。今日のスイーツは、杓文字さんのチョコプリン。これは初めて食べましたが、超がつくほど美味しかったです☆
│-│-│2019/05/04(土) 23:26│
アラカルト愛が感じられる場所今日も良い天気☆あまりに気持ちが良いので、今朝は勧修寺へ。でも、とにかく道がクルマで溢れかえっています。裏道の裏道を駆使して進みます。特別拝観中の書院を見に行ってきました☆13年ぶりの公開だそうですが、実は一度も中に入ったことがなかったんです。天皇の旧殿を移築したものですから、御所に入るのと同じようなもの。しかも天皇さまがお座りになる上段の間に入ることができます。すごい。書院の絵も素晴らしかったです。しかも写真撮影OK。お庭も楽園のようでした。勧修寺は醍醐天皇が若くして亡くなった母親・藤原胤子のために建てたお寺です。その後、藤原高藤さんのお墓に。高藤さんは藤原道真さんと同世代の方で、胤子さんのお父さんです。お墓は勧修寺近くの山の上にあり、これまで登ったことがなかったので、登山してきました。入口はわかりにくく、一般の家の中を通っていかないといけません。ただ、お留守だったようで挨拶ができませんでしたが、大きな犬に抱きつかれました!襲われることはありませんでしたが、かなり焦りました…。山の麓には弟の藤原定方さんのお墓(写真の石塔)があり、その奥の道を上っていったらありました。樹木が伐採されていたので、とても見晴らしが良かったです。山科が皇室と関わりが深いのは、彼がここに鷹狩りに来て、その時たまたま大雨が降り、この地の豪族の家に泊めて貰うことになったからです。そして、その家の娘であったは宮道列子さんと結ばれますが、身分差があることから、親から鷹狩り禁止命令が出ます。しかし、高藤さんは彼女を忘れられず、6年後に戻ってきてます。彼女の傍らには6歳になる女の子がいました。その子が胤子さんです。勧修寺周辺はいろんな愛が感じられる場所です。紫式部は藤原定方の曾孫であり、源氏物語の構想は関係筋からも得ていたと考えられています。車ではジムに行くのによくこの脇を通るのですが、なかなか機会がないと行かないところってありますね。行きたい場所は山のようにあります。京都ってほんとに凄い場所です。お昼は椥辻のサフランさんでチキンとカボチャのカレーを頂きました☆あれ、昨日もカレーを食べたような…
│-│-│2019/05/03(金) 22:56│
アラカルト山科の宝ものやっと晴れましたね!今朝はちょっと疏水をお散歩して、山科駅の北部にある安祥寺まで行ってきました☆5月10日まで特別公開されているのです。この安祥寺は、入唐僧であった恵運さんが9世紀半ば頃に開基した真言密教系の由緒あるお寺ですが、残念なことにお寺さんの事情で基本非公開なのです。ただ、観音堂に安置されている十一面観音立像がとにかく素晴らしいのです。この観音さん、不思議なことにお寺の創建年代よりも古く、奈良時代後期の作と考えられています。そう、私も最初に見たときに奈良の仏さんと似ているなぁと思いました。いまから12年ほど前でしょうか、山科のガイドブックを編集する関係で一度取材させて頂いた際、特別に見せて頂いたことがありました。当時の境内はとにかく荒廃した感じではありましたが、この観音さんの素晴らしさはずっと目に焼き付いていました。その後、2010年に「大遣唐使展」というのが開催された際に、この像が出展され一般に知られるようになったようです。今日は隅々までお寺を見学しましたが、境内は見違えるほど綺麗になり、かつては枯れていた池の水も戻っているのを見て涙が出るほど嬉しかったです。事情があるにせよ、地域にとっては宝のような場所だけに少しずつでも復興していくのを見られるのは有り難いものです。3年に1度でも良いので特別公開されることを期待したいですし、いつか京都国立博物館に寄託されている木造五智如来像も上寺は無理にしても何らかの形で戻ってきたら良いなぁと思います。ちなみに、その五智如来像ですが、今年の3月、国の文化審議会において重要文化財から国宝に格上げされることになったばかりなのです。これから、ますます山科の魅力が広がっていくと良いですね☆今日のお昼は、スマイルキッチンジクさんで薬膳カレーを頂きました☆前に食べたときより美味しくなっている感じがしました☆
│-│-│2019/05/02(木) 22:23│
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