アラカルト

大祓式

近畿地方は梅雨明けしたようです。明日からは熱中症に気をつけないといけませんね。◆今日は7月31日。私にとっては大祓式です。仕事を早めに切り上げて、大津の佐久奈度神社に参拝してきました。知名度は低いですが、大祓の本拠地です。ここでは通常より1ヶ月遅い本日の夕方から式が始まります。人形を奉納。上半期の厄払いと疫病退散をお祈りいたしました。この神社にはマスコット的な犬がいるのは前から知っていましたが、お会いするのは初めてです。かわいすぎる。

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│-│-│2020/07/31(金) 22:18

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明日は我が身

日本中が大混乱しています。動いていいのか、いけないのか。感染者数が多すぎてイメージできませんが、対策方法を見直さないと当然減ることはないわけです。個人的には人混みや危なそうな場所を避けつつ、可能な対策をした上で動くという方向で様子を見たいと思います。◆今朝、また変な夢を見ました。場所は都市部だと思いますが、外には出ていません。劇場かホールの中。自分は芸術監督の下に付いているサブディレクターのような担当です。大型クジラの模型を使った本格的なオペラか何かの裏方を担当しているんですが、本番直前に声楽隊側の演出家が急に左右のキャストを同時に登場させて歌わせたいと言い始め、困ってしまいます。かなり練習した上で行うなら分かりますが、ぶっつけでやってタイミングがずれたら大変なことになります。それを言うなら一回だけでもリハーサルをしておけば良かったと悔やんでいるところで目が覚めます。寝てるときぐらいゆっくり休みたいと思いました…。◆ところで、今朝の日経新聞朝刊の文化欄に原発事後のあった双葉郡3町の文化財についてかなり踏み込んだ記事が掲載されていました(詳しくは本誌を参照下さい)。あれから9年と4ヶ月あまりとなりますが、日経がこれだけきちんと記事を出すのは珍しいことだと思います。一瞬にして自分の町がなくなるという経験を我々はしてきたのです。その町の記憶がどのような状況になっているのかというのを少しでも多くの人に知ってもらいたいと思います。明日は我が身です。昨日は青森の核燃再処理工場が新基準に「適合」といったニュースが流れましたが、そもそもサイクル政策がこのままで良いはずありません。原発マンションのトイレができる気配もないし、またどこかで町がなくなる可能性はゼロではないのです。しかも再処理工場にかかった総事業費用が約14兆円とのこと。これだけあればメガソーラーがいくつできるでしょうか。私の計算では原発約56基分に相当します。経済振興というなら、まず大きな無駄から政策を見直すべきだと思います。

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│-│-│2020/07/30(木) 22:11

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壬生から西院へ

今日は職場のワックスがけがあり、日中部屋を使えなかったので終わった頃を見計らって、夕方から忍び込んで作業をしたりしていました。期末の課題が溜まります。◆さて、日曜日の続きになりますが、壬生に寄った後に、せっかくここまで来たら歩いて西院まで出て電車で帰ることにしました。JRの高架下辺りに、かつてモトリーノデルベントというイタリアバイクを扱うお店がありましたが、今はすでに無く悲しく看板だけが残っていました。大阪店はまだあるようです。2001年に京都に来た時、ここでプジョーのモペッド(ペダル付きバイク)を買って1年くらい乗っていました。懐かしい。ただ、京都は天候が変わりやすいことに加え、冬の寒さが厳しいので1年くらいでオークションで転売し、車だけにしました。嵐電の西院駅の脇が四条通と交差しますが、ここは遮断機がありません!ほんとに珍しい光景です。歩き疲れたのと、雨でぐちゃぐちゃになってしまったので、駅近くにある「サイドロップ」というカフェで一休みしました。とてもレトロな雰囲気で私好みな場所でした。エアコンはなく、扇風機だけというのも体が冷えすぎず、その点も良かったです。何かのドラマに出てきそうな趣のあるお店でした。ここではチョコインチョコというスイーツをチョイス。ゆっくり本を読みながら長居させていただきました。ここでもお客は私一人。結局電車には乗らず、京都駅行きのバスがちょうど来たので、それで帰りました。雨の日曜日、モペッドの記憶に浸り、素敵なお店に出会うことができました。

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│-│-│2020/07/29(水) 22:04

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長寿になる果実

気圧の関係か、朝から軽い偏頭痛がまた続いています。困ったなぁ。◆今日は安土城考古博物館で会議があったので、近江八幡市に行っていました。せっかくなので、いつか寄ってみたいと思っていた「大嶋奥津嶋神社」に参拝しました。長命寺に近いところにあるのですが、場所がわかりにくく「道に迷ったかも」と思ったところが神社の入口でした。実はここには、世にも珍しい「むべ(郁子、薁)」という果実が伝わっています。アケビ科の植物で、秋に5〜7cmほどの赤紫の実となります。霊果とも称されることがあり、これを食べると長寿になるとされています。かつて、天智天皇がここで健康的な老夫婦に出会い長寿の秘訣を尋ねたところ、この果実を手渡されました。その果物を一口食べ「むべなるかな(もっともであるな)」と発したころから、「むべ」と名付けられたそうです。その後も皇室に献上されたと記録にはあり、令和になってからも献上されたとのこと。それほど重要な果実であるにもかかわらず、一般的知名度はとても低いのです。私はかなり前からその風変わりな名前は知っていましたが、実物を見るのは今日が初めてです。この実には何か深い意味があるような気がしてならないのですが、よくわかりません。とにかく不思議でとも気になる植物です。今日は場所がわかって良かったです。◆お昼は近くの「水茎焼・陶芸の里」という所で串揚げランチをいただきました。久しぶりの串揚げは美味しかった☆でも、大きな店に私一人…。経営が心底心配になります。今日も食べて応援。

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│-│-│2020/07/28(火) 22:06

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祇園祭の発祥地?

長雨が続きましたが、あと数日で梅雨も明けそうです。◆さて、昨日の続きです。博物館を出て毎年祇園祭が開催される場所を巡ってみましたが、とくに何もなし…。杉本家住宅が開いているかなと覗いてみましたが、閉館中…。雨が結構降っていましたが、せっかくなので一度行ってみたかった壬生の「元祇園梛社」まで足を伸ばしてみました。ここは「元祇園社」とも呼ばれ、祇園祭の起源とされています。貞観11年(869年)に京都で疫病が流行した際、播磨国広峰(広峰神社)から牛頭天王(素戔嗚尊)を勧請して鎮疫祭を行ったのが始まりだそう。また、この神社は「梛(なぎ)の木」とも関わりが深く、ご神木としています。大学のある椥辻(なぎつじ)の「椥」は字は違いますがこの木が由来となっています。前に扇の話を書きましたが、梛の木は茎が細長く真っ直ぐ伸びることからビロウと同じ意味合いで蛇の神=山の神が起源であり、また葉の葉脈が直線となっていて珍しいことから霊木とされています。葉っぱも実も護符のような扱いをされています。ちなみに、熊野神社や春日大社でも同じ扱いです。ここには、梛の実を象ったおみくじ兼絵馬のような珍しいものがあり、疫病退散と安寧を願いを一つぶら下げておきました。京都には、ほんとに不思議な場所が沢山あります。

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│-│-│2020/07/27(月) 22:27

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