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アラカルトアートワークショップで最も大切なこと朝は二条までフィルムを出しに行ってから、そのまま信楽へ。今日から陶芸の森で始まる「土に託されたきらめき 子どもたち×アーティスト セラミックス最先端展」のオープニングに参列してきました。寄稿した文章がメッセージボードになっていてお恥ずかしい限りでしたが、関係者が一同に揃い、また偶然にも故河合隼雄先生のご息女であります河合早苗様(現在、京都の伝統産業に関わる映画作りをされています)にもお出会いすることができ、楽しいひとときを過ごすことができました。河合隼雄先生には、この活動を見守り新しい文化をつくって欲しいと昔頼まれたことがあり、その魂が会場にあるかのようでした。一つ一つの作品に、子どもたちのストーリーを見ることができます。また、館内で上映されていた映像は、何気ないアートワークショップの場面ですが、実はここにいろんなノウハウが集約されています。創造性を育むプログラムの在り方において最も大切なのは、実は関わる「人」なのです。同じプログラムでも行う人によってその効果は全く変わります。今日はとくにそのことを痛感しました。「何をやるか」も大事ですが、「誰がやるか」はもっと大事ということ。さすがに人は展示できないなぁ。今後出版する本の中でその詳細について記述したいと考えています。この展示は、県内各地に巡回できると良いと思いました。館長曰く、少なくとも陶芸の森では今後もこのテーマで展示を行いたいとのことでしたので、とても嬉しく思いました。入口で売っていた山田牧場さんのパウンドケーキを夜に頂きました。牧場が製作しているだけに濃厚でした☆
│-│-│2022/06/25(土) 20:57│
アラカルトアート思考の20年 土がもつ可能性連日の暑さで、さすがに扇風機を出しました。エアコンはまだですね。ただ、夜が寝苦しそう。◆ところで、明日から信楽にある「陶芸の森」という美術館で、「子どもたち×アーティスト」という展示会がスタートします。これまで滋賀県で取り組んできた、土を使ったアートワークショップの集大成的な展示です。考えてみたら、こうした催しをいままでやってこなかったのが不思議。近年、アート思考ブームですが、滋賀県は20年も前からずっとやり続け、累計で15万人にプログラムを提供してきています。うちの学生も、女子大時代から数多くボランティアで参加してくれました。この20年で、土を使った造形の特性が分かってきていて、形を多様に変化させることができるため、人間の創造力を引き出すツールとして最適なのです。また、この20年で学校との信頼関係も構築でき、コロナ禍でもこのプログラムはやりたいとのことで、多くの依頼を受けたとのことです。今回はその裏側がわかるような内容になっているはずです。先日、京都新聞さんが取り上げて下さいました。とくに子どもをもつ親御さんにぜひ見てもらいたいと思っています。人の感性をどう育てているのかが分かると思います。
│-│-│2022/06/24(金) 21:04│
アラカルト1200年京都を守る人まだ6月ですが、もう真夏のような暑さとなりました。が、まだ扇子でがんばっています。◆今日は授業フィールドワークで将軍塚と坂上田村麻呂墓の見学を行いました。将軍塚のある東山山頂には2014年に青龍殿が完成し、そこに大舞台ができました。パノラマの景色が広がります。この横にある将軍塚には、甲冑姿の将軍像が埋められています。一方、山科の椥辻には坂上田村麻呂墓がありますが(近年は西野山古墳ではないかとの説もある)、彼が亡くなる時、甲冑に身を包み、平城京に向かって立ったまま埋葬されたと記録には残されています。つまり、将軍塚のモデルは田村麻呂でまず間違いないでしょう。彼が亡くなって1200年以上も経ちますが、今なお京都を守り続けているのです。この京都盆地も、かつては原爆投下の候補地でした。今日は沖縄戦から77年となる「慰霊の日」です。最近、各国が軍備を増強しつつありますが、これ以上戦争が広がらないことを心より祈ります。
│-│-│2022/06/23(木) 22:16│
アラカルトヨガの神秘・人間の可能性もう暑くてたまりませんが、扇子でしのいでいます。ところで、ずっとヨガを習っていたこともあり、以前に買ってあった本を最近ちょっと読んでみました。変な小説よりずっと面白かったです。1970年に発刊された本の復刻版です。恐らく国内のヨガ文献の中でも古いものになるのではないでしょうか。内容的に、前半はインド見聞記で、後半は実践編となっています。とくに前半がユニークで、第2次世界大戦中から1955年くらいまでのインドのヨガ事情です。これは想像以上の世界で、復刻された理由がよくわかります。体中の部位を自由に動かせる人の話、100歳を超えても元気でいる人の話、相手の心理を読み取るいわばテレパシーの達人の話や、センチネル族のような白人なら殺さねかねない裸族原住民の生活実態など、人類学的にも貴重な記録(主に体験記ですが)が書かれています。中でも驚いたのは、棺桶に入って地中に埋められたヨガ行者が、1ヶ月後に掘り出され蘇生される様子が描かれていたことです。子どもの頃から呼吸法をトレーニングすれば、棺桶の中の空気だけで生きられることを証明した人の話なのです。どう見ても掘り出された時点では死体のような体であったものを、お弟子さん達がオイルマッサージなどをしながら少しずつ動かして戻していく過程はハラハラしながら読みました。今、私たちが一般にヨガといっているのはストレッチの延長程度にしか捉えていませんが、本当のヨガの実践者は修行者・修験者に通じると思いました。これを読むと、人間は確実に精神も肉体も退化していると感じます。また読後に痛感したのは、「現代人は食べ過ぎ」ということです(ヨガの達人は平均1日全部で茶碗一杯程度の分量・食べ物を口に入れたら100回は噛む)。今夜はちょっと覚えた呼吸法を試してみよう。
│-│-│2022/06/22(水) 21:40│
アラカルト和菓子メーカーとテキスタイルデザインのコラボ商品帰宅時に大雨に遭い、ビチャビチャに…。道路も水で溢れていました。でも、まあ、ジムニーは車高が高いので、こういう日こそ頼もしく感じます。◆4回生はSDGsと伝統産業に関するプロジェクトを行っているんですが、たまたま学生が伊藤軒さんについて取り上げていました。伊藤軒さんは良く行くので、SOUSOUさんとのコラボ商品を買ってみました。この商品は昨年の京都デザイン賞を受賞されています。大学生と対峙していると和菓子に関心がある人は少ないですが、デザインを工夫することで注目をしてもらう契機となるかも知れません。とにかく全てがポップです。
│-│-│2022/06/21(火) 21:59│
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