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アラカルト魂の還る場所父の四十九日の法要と納骨の関係で、この週末は御殿場に行っていました。時の経つのは早いものです。以前より富士霊園に墓地を用意しており、無事すべてを終えることができました。帰りの電車の中から丁度日没に遭遇。太古の日本人は、太陽は毎日生まれそして死んでいくと考えていました。それも、山という巨大な生き物から生まれてくるものと信じていて、だから魂は山に還るものという観念があったのです。父もそろそろ辿り着けていることでしょう。
│-│-│2022/08/21(日) 21:37│
アラカルト研究者としての態度大雨の影響なのか、昨日から少し涼しくて嬉しい。今日は安土考古博物館で缶詰会議があったので、近江八幡市に行っていました。安土城というのは謎が多くいろんな再建論があるんですが、なぜかそれぞれの論者が互いの説を完全否定しがちという特徴があります。私からしたら資料が少ないのでどれも案に過ぎません。したがって、相手の案を完全否定したりけなしたりするという態度は研究者としてどうかと考えています。有名なお城であるがゆえにそうした負の側面に翻弄されることも多いですが、全体的に良い方向に進み、滋賀の魅力が広く伝わるようになればと願います。お昼は敷地内にあるレストランで「戦国焼き定食」というのを頂きました。普通に美味しかったのですが、見た目肉野菜炒めにしか見えなかったので、「何で戦国焼きなんですか?」とスタッフにお聞きしたら、皆「知らない」とのこと…。売っている商品の意味くらい説明できるようにして欲しいと思いました。プラグコードを変えてから最初の高速走行でしたが、何の問題もありませんでした。あとは突き上げが酷いので、足回りの調整かな。
│-│-│2022/08/19(金) 21:30│
アラカルトヴィンテージとなる条件昨夜の雷雨には参りました。激しすぎて眠れず、今日はかなり寝不足気味でしたが、涼しい顔して仕事していました。◆ところで、趣味の話になりますが、ジムニーのボンネットが届きました☆引き取り限定のオークションで購入したので週末に茨城県まで行く予定でしたが、可哀想に思ったのかわざわざ京都まで送って下さいました。母親から「まだそんなもの集めているの!」ってあきれられました…。が、これはスズキの小栗克彦さんというデザイナーが30代半ば頃に手がけられた作品で、ジムニーシリーズの中でもシンブルかつプレスラインが一番綺麗だと思うものです。1981年から2018年までなんと37年もの間、世界中で生産されたタイプです。軽自動車のジムニー用のものとは異なり、上面にボリュームを持たせることで立体感が高まった仕様になっています。まだ新品部品が手に入るのですが、状態のよいものがオークションに出品されたので、落札してしまいました。知らない人が見たら何の価値も感じないのかも知れませんが、私にはこのプロダクトの価値がとても良くわかります。そして、すべてのパーツが揃ったときに、その価値はさらに高まることでしょう。今乗っているジムニーも、中古価格ですでに新車以上の値がついていますし、車体を傷つけない限り恐らく下がることはないでしょう(決して売りませんが)。ヴィンテージと呼ばれるものの条件について考える日々です。やはり、一つには「時代を超えた普遍性」があることだと思っています。恐らく流行品はヴィンテージにはなりにくいでしょう。小栗さんは残念ながら1991年に亡くなってしまいお会いすることはかないませんが、彼の作品とはよく対話しています。想像するに、デザイナーでありながらどこか禅僧的な感覚を持たれていた方だと推測しています。
│-│-│2022/08/18(木) 22:40│
アラカルト盆休み最終日お盆休み最終日。朝から雨模様。その分暑さが落ち着いたので、ゆっくり文献に目を通すことができました。展示についての論考を読めば読むほど、私は研究者というより実務家であることを思い知らされる。研究者も研究ばかりしていないで、実務をやったらいいのにと思うし、学芸員も3年ぐらい展示会社で働くくらいの志が欲しいものです。物事は両面から見ないと本質は分からない。とにかく会社で働いているときに、役人や学芸から「業者」といわれるのが一番嫌いやった。「なにくそ」と思い、働きながら研究実績を重ね、その延長で今があります。急な大雨もあったので、ついでに雨を利用したベランダ掃除もしました。ピカピカです☆今日からスポーツジムが再開したので、夕方はけっこうガチで体を動かしたり。家の近くにある巨大な夾竹桃(キョウチクトウ)が満開でした。綺麗ですが、この木は毒があるので注意が必要です。明日から大学事務は再開します。夏季期間、大学の先生方の多くは出勤されませんが、私は会社員時代の習慣がいまだに抜けないので、原則毎日出勤します。
│-│-│2022/08/17(水) 22:17│
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