アラカルト

海外で活躍する人の支援

京都の日中の最高気温が28度となる予報。明日は29度。急激な暑さに体調を崩さないように気をつけたい。でも、朝から軽い偏頭痛が…。◆今週の日経夕刊に元アジア・ソサエティ美術館館長の中森康文さんという方の連続記事が掲載されはじめました。この美術館はニューヨークにあり、かれは15年に渡り館長を勤める傍ら資金調達事業もされていたそうで、こうした海外の情報はあまり得られないのでなかなか興味深い。ただ、最近は海外で活躍する日本企業や日本人が少なく、今は韓国人が世界のトップ施設でリーダーを務める割合が増え、また韓国企業がグローバルな文化研究支援を積極的に行い影響力が高まっているという。いろんな意味で日本の国際的な立ち位置が低くなっている昨今ですが、広い視野に立って活躍する人材を支援する仕組みを作らないといけないと思いました。私も地域連携だけで精一杯なんですが、外国人の先生方が増えてきたので可能な範囲で海外連携ができればと思いました。

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│-│-│2025/05/13(火) 08:33

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禁裏御料地の田んぼ

昨日はなんとか森の家の掃除と町内会の仕事を終わらせ、ヨガワークに参加できました。カフェでボーッとしていたら、隣の老夫婦が何やら自民党や政治家の悪口のオンパレード。「もう日本はおしまいやな」と何度も言っていたのが印象的でした。有能なリーダーの登場が望まれます。◆うちの辺りはだいたい田植えが終わったようです。山科は高度経済成長期以降無秩序に宅地開発が行われましたが、かつて禁裏御料地(皇室の直轄地)であった関係もあり所々田んぼや畑が残っていてホッコリします。備蓄米が投入されてもお米の値段が下がりませんが、早く物価が安定することを願います。昨日は母の日でしたね、また時間を見つけて帰省できればと思います。

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│-│-│2025/05/12(月) 08:51

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木下コレクション 〜紅の豚・サボイアS.21

5月は町内会の会費を集めないといけません。鋭意頑張ります。◆昨夜、金曜ロードショーで放送していた映画「紅の豚」を録画で鑑賞。何度観ても面白い。以前、大学院の授業で模型をテーマに真剣に航空機模型について研究したことがありました。たまたま受講生が紅の豚に関心があったこともあり、劇中で登場する「サボイアS.21(前期型)」という飛行機をテーマにしてみました。ただ、第一次大戦頃のイタリア空軍機をモデルにした架空の飛行機だったことや、なかなか航空力学がよくわからないので、あくまで参考程度にとある方に模型を作っていただいたのが写真のものです。10年ほど前ですが、一応イタリアまで行って当時の軍用機の機体やエンジンも確認したりしました。久しぶりにコレクションと対面。撮影した場所は廊下ですので、かなり大きいことがわかるかと思います。10分の1スケールです。これはラジコン機ですので、確実に飛ばすことができます(もったいないので飛ばしたことはありませんが)。10分の1にしたのは、この大きさだと本物の構造とほぼ同じにできるからです(これはラジコンなので構造は異なります)。また、飛行機の場合飛ばないと意味がなく、10分の1にしてしまうと揚力が足りないので、主翼の幅は1分の1よりも広くせざるを得ませんでした。なので、設計上も1分の1とは若干異なります。宮崎監督はイタリア飛行艇の底面が空力を無視したデザインになっていることに惚れていたと言われています。ラジコンでもそれを再現しようとすると飛行が安定しなくなるのですが、ギリギリそのラインを出してもらっています(ほとんど気がつかない部分なのですが)。ずいぶん前に取り組んだテーマなのでかなり忘れてしまいましたが、飛行機も車も電子デバイスをあまり使わない頃の作品が製品として面白いと思ったりします。箱に入れておいても意味ないので、学内のどこかに展示でもしようかな。でも、でかいしな。

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│-│-│2025/05/11(日) 08:45

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日本の芸術表現

今週は実質3日やったのになぜかクタクタ。あまり根詰めないように気をつけます。◆今週のお華は、アヤメ・シャクヤク・ユキヤナギでした。2カ所に分散されて、水辺の雰囲気がとても良く表現されています。室内にいるのに池の近くに居るような錯覚を覚えます。日本の文化というか芸術表現というのはほんま深いものがありますね。

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│-│-│2025/05/10(土) 10:39

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社会課題解決のためにできること

朝から驚愕のニュースが飛び込んできました。マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏が2045年までの間に、私財を中心とした総額約29兆円を世界的な貧困問題や感染症対策の支援に投じるとのこと。企業人とは別の意味で世界史に名前が残るかも知れません。戦争をしているリーダー達は少し見習ったらと思います。◆昨日は公共マーケティングという大規模教室での特別授業でした。京都市文化市民局くらし安全推進部の方と連携した新しいワークショップの取り組みを試みました。素材は私が審議会で担当していた「京都市客引き行為等対策事業」についてで、つまり京都市の安心安全をどう構築していくのかという社会課題解決のワークです。この授業は、基本5人をベースに1チームが編成されているので40チームあります。小割のテーマを7つ設定し、講義・認知・検討・まとめ・報告のプロセスを100分以内で収めます。単なる特別講演ではなく、政策ワークショップを含めたプログラムは初めてだったこともあり、最終的に報告のプロセスができませんでしたが70点くらいの完成度にはなったかと思います。アイデアは市にも還元できるので、単なる課題ではなく行政政策とも連動した授業にもなっています。事前にグルーピングができていれば他の大学でも実施可能でしょう。一方で、学生の集中度を高める工夫や膨大な事後処理の効率化を図るマネジメントについては要検討事項となりました。また、学生達については客引き行為だけでなくこの授業を通じて様々な社会課題解決に向けた取り組みが少しでもできる人に育って欲しいと願います。

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│-│-│2025/05/09(金) 08:40

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