アラカルト

頼氏とKANO

大学入学共通テストの時期って、晴れてるだけで大成功と思うのは私だけでしょうか。担当ではないので直接関係ないけれど。◆朝起きたら、台湾総統が民進党の頼清徳(らいせいとく)氏に決まっていました。ホッとしたというのはありますが、一方で有事のリスクは高まります。日本は派閥改革してる場合じゃない。日本も直接選挙になっていくのかも知れません。それに、立候補のあり方も改善しないと詐欺師ばかりが台頭する。京都橘学園はマーチングの関係で台湾政府とは大きな繋がりをもっているので、個人的にも小さいながらも何かできればと思います。ところで、当選した頼氏の趣味は野球とのこと。私の好きな映画に「KANO」があります。2015年に公開された台湾映画で、まだ台湾が日本だった1931年に台湾代表の高校野球チームが甲子園で大活躍した実話がベースとなっています。主演の永瀬正敏さんはとてもいい演技をしていますし、台湾と日本の繋がりの一端を知ることができます。世界全体が変な方向に動いている昨今ですが、武器で争うのではなくスポーツで対決する程度にして欲しいと願います。

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│-│-│2024/01/14(日) 07:51

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言葉の価値

今週末は大学入学共通テストですが、担当ではないので有り難い。でも、やることは沢山あるので、こそこそ仕事したり。ところで、後期の展示論という授業の一環として、学内で「方言」に関わる小さな展示会を開催しています。都道府県毎にチームを編成し、参加型展示に挑戦。カルタにしたり、おみくじ風にしたり、めくり展示にしたりと工夫されています。私は日本語そのものが世界遺産やと思っているのですが、アイヌ語や沖縄の言葉などはユネスコが発表した「消滅の危機にある言語・方言」に入っているようです。方言というと昔は差別の対象でしたが、今後は地方文化を象徴するものとして、その価値がより高まればと願います。

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│-│-│2024/01/13(土) 11:28

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長いものに巻かれない

最近、出勤前の読書時間に読んでいたのがコレ。タイトルだけで買ったので期待しませんでしたが、面白かった。大阪の医療崩壊の原因を作った維新の無責任、富裕層が得する税の構造、財務省と経団連の癒着構造、消費税の導入経緯とその後の格差拡大、確定拠出年金の舞台裏、ねつ造された厚生労働省のコロナワクチン情報、電力会社とメディアとの関係などなど、元国税を担っていた方の説明でよく分かります。以前叩かれたのに、未だに天下りが沢山あるんやね。ただ、細かいデータが示されておらず、本を売るための本であることも認識し、批判的に読むことも必要です。それを考えても、なんとなくは思っていましたが日本の政治やメディアが腐敗していることが分かります。この本が出てから噴出したのが、政治資金の問題です。税徴収のあり方もそうですが、税の使い方も精査していくことが、本当の意味で国民生活の向上に繋がると思います。あと、自分も長いものに巻かれないように気をつけたいものです。

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│-│-│2024/01/12(金) 09:48

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クルマの解体に思う

昨夜はたまたまNHKの「解体キングダム」という番組で自動車の解体現場にカメラが入っていたので、ガチで見ました。2006年製のクラウンがなんど60分で解体される。リサイクル率は99%と世界最高水準と説明されていましたが、そもそもまだまだ使える部品が沢山あるのに解体するのは「もったいない」と感じたのと、社内にモーターが40個もあることに呆れました。また、EVは解体しにくい箇所が多く、このままEVが増えれば石油よりリチウムに使われるコバルトが枯渇するほうが早いのではないかとも感じました。あとは、リチウムイオン電池は衝撃に弱いことを再確認しました。クロスカントリー車には現状では向かないでしょう。また、武装すれば重くなりすぎます。それでもEVシフトは止められないでしょう。私のジムニーは今年で29年目の個体。普通に動くし、モーターも数個。このハンドルはかつて存在したイタリアのイタルボランテという会社のもの。デザインが気に入っています。アフターパーツではなく純正品。エアバッグの登場で多くのハンドルブランドがなくなってしまったので貴重です。以前、リペアの専門家と話したことがありますが、大事にリペアしながら使えば大抵のクルマは50年は使えるとのこと。会社の利益確保、システム変更、保安基準変更、計画的陳腐化、環境問題、ライフスタイルの変化、飽きの問題、商品知識のなさなど、様々な理由から高価なクルマが簡単に捨てられている現状をなんとか改善したいと思っています。

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│-│-│2024/01/11(木) 09:34

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面白いストーブ

家が古いと、この時期エアコンでは気温が上がりません。ですので、膝掛けと足下の電気ストーブを加えて凌いでいます。先日お稲荷さんに参拝した後に入った茶店には石油ストープがおいてあり、とても暖かかったです。写真写りが悪いですが、よく見るとSL風のデザインで、レトロですが2022年製。気になったのでネットで調べてみると、コロナが1000台限定で開発した蒸気機関車型ストーブ「SLばんえつ物語」という商品だったようです。正面の「C57 180」は国鉄C57形蒸気機関車180号機のことで、「SLばんえつ物語」はJR東日本が新津駅〜 会津若松駅間を磐越西線経由で運行している臨時快速列車として機関車の実物がレストアされ動態保存・運行されているようです。SLの質感を忠実に再現されていて、私の感性を刺激する商品です。こんなストーブが欲しいとは思いましたが、化石燃料を使うストーブを今から買うのもどうかと思案するところです。でも、ストーブにやかんを乗せたいタイプなんです。電気ストーブは味気ない。ともあれ、リフォームの際はまずは断熱材を入れたいと思う日々です。エネルギーを極力使わないことが大事。

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│-│-│2024/01/10(水) 11:28

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