アラカルト

オークヴィレッジの椅子

今朝は寒かった…新居は冷えるので寝るときに頭にタオル巻いてます。本格的に授業がスタートし、学内も賑やかになりました。が、2回生は昨日成人式だった学生が多く、欠席が目立っていました。◆ところで、この週末は連休で少し時間がとれたので、大阪に行きました。阪神百貨店のバーゲン目当てではありません、新居のリフォームを考えるのに家具も一緒に検討しているのです。親からもらった家具を大切に使ってはいるんですが、どうしても椅子の具合が悪く、腰に来ます。家具といったら昔からオークヴィレッジの椅子に座ってみたいと思っていて、それが実現しました。他のお店もいろいろ座ってはみましたが、やっぱり作りが違います。昔はとても買える商品ではありませんでしたが、相応の年齢になったということでしょうか。一度、岐阜の本店に伺ってみたいものです。

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│-│-│2024/01/09(火) 11:19

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「光る君」のモデル 〜藤原道長〜

京都は雪の降る寒い朝となりました。すぐに起きれず、布団の中でぐだぐだ。ただ、能登ではほんまに大変な思いをされていると思います。少しでも暖かく過ごせるようにと願います。◆さて、昨日からNHK大河ドラマ「光る君へ」がスタートしました。光る君のモデルである藤原道長とは少なからず縁があります。かつて、道長研究の第一人者であった山中裕先生(1921-2014)とは、非常に懇意にさせて頂いていて、年始には金沢八景にあった先生の家に伺うのが恒例でした。また、京都や様々な地域への旅行にご一緒する機会が多くあり、その時に道長や紫式部のお話をよく聞かせて頂きました。最近、写真の復刻本が書店に並んでおり、昨年末に丁寧に読みました。古典資料に基づいた一級の研究成果です。一般の人には読みづらいとは思いますが、基礎出典としてはとても重要なものです。先生は道長が好きすぎて、一部依怙贔屓的な表現がある点は大目に見て下さい。ご存命なら、大河の時代考証をされていたことでしょう。そもそも、紫式部や藤原道長についての前半生はほとんど分からず、ドラマ前半は創作やと思われます。また、『御堂関白記』の内容の多くは身内のことばかりで、そこから個人的に人間的魅力を感じることはほとんどありません。ドラマではむしろ脚本の面白さや時代の雰囲気、あるいは映像美術を中心に楽しみたいと思っています。また、ここ山科は藤原氏発祥の地であり、関連する宮道神社(みやじじんじゃ)や元慶寺(がんけいじ:古くは「がんぎょうじ」)があり、地域振興にも少し結びつけばと願っています。

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│-│-│2024/01/08(月) 11:12

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祓いの神の復権

年末はバタバタしていたので大祓ができず、この時期に大津の佐久奈度神社さんに参拝しました。毎年おみくじはお稲荷さんで引きますが、家のお札はここの祓戸四神(はらいどよんしん)さまにしています。お隣の立木観音さんは行列ができているのに、佐久奈度さんの参拝者は私ひとり。立木さんは空海が仏の力を高め神の力を削ぐ目的で造られたと考えていますが、その呪力が今でも生きているわけです。ただ、本来のアニミズムはこの自然環境が大事なので、この場所が復権していくことをいつも願っています。今は大変ですが、だんだんと良くなっていきますように。

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│-│-│2024/01/07(日) 11:03

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普通に動けることに感謝

週末に天気が崩れるとのことでしたので、昨日は早めに仕事を切り上げ伏見稲荷大社さんに参拝しました。外国人だらけでしたが、自分の中で定番となった神寳神社から一之峰に抜けるルートは人がほとんどいないので、ほっこりします。2020年に入院してからしばらく登山もできませんでしたが、こうして普通に動けることに感謝です。年始から災害や事故などいろいろあったので、各所で平穏をお祈りしました。山からの素晴らしい景色を見ていると日頃の悩みも消えていきます。下山してからお茶屋でぜんざいを。甘酒が苦手なので、いつもこちらです。

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│-│-│2024/01/06(土) 10:17

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耐震等級とは

能登半島の地震による被害状況が明らかになるにつれ、多くの家屋が倒壊している様子がわかります。戻って片付けなどをされている方も多いとは思いますが、とにかく余震にはくれぐれも気をつけて欲しいと願いします。ところで、昨年買った新居は旧耐震基準で作られた約50年前の木造家屋ということもあり、以前行った耐震診断では「0.75」という結果でした。これは、新耐震基準を「1」と考えたときの割合ですから、震度6強の地震が来たら倒壊する恐れが十分あるということです。建築の世界では「耐震等級」というものがあり、「1」が新耐震基準を満たすもので「耐震等級1」とされ、その「1.25倍」が「耐震等級2」、「1.5倍」が「耐震等級3」となります。ちなみに、2016年に熊本で起きた地震は3日の間に震度7が2回観測されたほどでしたが、耐震等級3で造られた木造家屋の倒壊は0件だったのです。なので、うちの0.75は単純計算で耐震等級3の半分ですから、震度7が来たら完全にアウトでしょう。耐震には壁面構造も重要ですが、何より問題なのが「屋根」です。とくに「瓦」は面積にもよりますが何トンもの重量があり、揺れたときに上部の重量が大きく影響します。個人的に瓦は好きなのですが、瓦を維持しようとすると下部補強に膨大な費用がかかるので、改修時には諦めてスレート系のものを予定しています。やはり、日本に住む限り建物の安全性についてはしっかり考えておきたいものです。

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│-│-│2024/01/05(金) 08:58

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