アラカルト

眠る馬

昨夜少し早めに寝たら5時台に起きてしまって、7時半には出勤しました。それでもすでに何名か研究室におられる先生はいましたが…早い。もともと夜型ですが、朝型に変えたいと思うこの頃。◆日曜日の話になりますが、戦車を見た後に御殿場高原ビール・時之栖(ときのすみか)に寄りました。1995年にホテルがオープンし、その頃は何もなかった記憶しかありませんが、その後あれよあれよという間に巨大観光リゾートになり、今日に至ります。常に時代に合わせて変化してきていることが成功の要因かと思います。あと、とにかく「非日常」を追究している感じがします。会場内の牧場に馬が気持ち良く寝ていました。野生の馬は立って寝ると聞いたことがありますが…とにかく無防備ですね。昔良く入ったレストランでパスタを頂きました。麺は固めで私好み。駿河湾の桜えびが香ばしく、とても美味しかったです☆

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│-│-│2023/04/18(火) 21:15

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癖のある経営学科

前期授業が始まったので、醍醐寺三宝院御流の講座もスタートしたようで、また生け花が復活しました。八重桜と手まりのようなのはアーセナルでしょうか。八重桜も散ってツツジが全開になってはいますが、今少し桜を感じられて嬉しいです☆◆今日は年度初の学科会議があり、全員が対面で集合。新任の先生が2名いたので皆が自己紹介し、少し初々しい気分でした。学内最大の学科ですので責任は重いですが、学科長も3年目なので無理せず調整し、単なる普通の経営学科ではなく今後少しでも特徴を引き出せればと思っています。私がやるからには、癖のある経営学科を目指したい。

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│-│-│2023/04/17(月) 20:51

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日本の戦車が日本に帰る

この週末は帰省がてら静岡の裾野で行われた九五式軽戦車のお披露目式に母親と参加してきました。九五式軽戦車は、1930年代中期に大日本帝国で開発され、この車体はイギリスのボービントン戦車博物館にあったものを、NPO法人防衛技術博物館を創る会がクラウドファンディングで日本に里帰りさせたもの。世界に動く車両が2台ありますが、そのうちの1台。今日は支援者限定のイベントでしたが、もの凄い人出溢れていました。走行会も行われたのですが、想像以上にスピードが速かったのが印象的でした。会の代表者はスズキの販売店を経営する方ですが、こだわりの塊のような方です。彼の熱意なしになし得ない偉業です。対象が戦争に関わるものなので賛否はありますが、敗戦国のドイツやイタリアには国防に関する立派な博物館があるんです。一方、日本にはそもそも資料自体がほとんどないという状態。かつてどのような歴史があったのかを示す貴重な実物資料ですので、何をどう伝えるのかを整理して活用していって欲しいと願います。あと、会場の駐車場で驚いたんですが、なんとナンバー付きのキューベルワーゲンが普通に駐車されていました。キューベルワーゲンは、第2次世界大戦中にドイツで開発された軍用車両ですから、80年ほど前のクルマです。細部まで丁寧にレストアされていました。このクルマの所有者は恐らく只者ではないでしょう。エンジンがどうなっているかが気になりました。最初はちょっと寒かったのですが、だんだん晴れてきて、午後は富士山も綺麗に見えてとても面白い1日でした☆

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│-│-│2023/04/16(日) 21:58

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新用語「チャトペ」

恐らく、今年の流行語に入ってくると思われる「チャットgpt」ですが、その有効性は認めるものの課題の方が大きいように思っています。大学で以前「コピペ」が問題され、現在でもその対策に追われています。コンピュータは便利ですが、依存すると本来の能力を伸ばすことができないどころか、依存体質ができてしまいます。チャットgptは、コピペより便利な文章作成ツールのようですが、教育的にはより害の大きいものであります(私は今からこのツールは使わないと宣言しておきますけど)。恐らくチャットの場合、出典すらわからなくなる危険性があるので、今後その点もクローズアップされていくでしょう。それで今良い言葉を思いついたので、ここの書いておきます。コピー・アンド・ペーストをすることを「コピペ」というなら、チャット・アンド・ペーストを「チャトペ」ということにします。言葉がないので私が作りました。グーグル・ヤフーで検索したら「0」でしたので新用語だと思われます。ですので、ここにアップしておきます。何か文章を作らない時に今後チャットを使用せざるを得ない時はあるかも知れませんが、文章作成の訓練としてなるべく「チャトペ」はしないように心がけてほしいものです。
│-│-│2023/04/15(土) 09:09

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小さな町の奇跡の図書館

やっと一週間が終わりました。授業だけでも大変なんですが、学科の雑務をこなしながらだと、気が休まる時間がありません。あと13週もつだろうか。◆そうはいっても、出勤前に短い時間でも読書をすることにしていて、最近読んだ本の中で面白かったのがこの本。『小さな町の奇跡の図書館』です。最近出版され、どこかの本屋さんで買ったもの。鹿児島県指宿市の図書館が、NPOの経営で再生したお話。今は本を読まない傾向が強くなっているので、昔ながらの経営でうまくいくはずがありません。内容的に図書館というより、地域連携、サードプレイス、ホスピタリティ的な内容となっており、文化施設がこうした課題解決の場として再生する必要性を強く感じます。博物館関係者にとっても有効な視点が多くありますし、戦争・平和研究の一環で図書館が博物館的業務をしている場面も出てきます。法律の改正問題がいろいろいわれていますが、社会インフラとしてこうした事例をみていると、もはや図書館とか博物館という名前や枠組みが古く感じられます。また、これほどの活動をしていても、恐らく直営施設より給料が安いようなので、活動に見合った対価という点でも考えさせられました。20年ほど前でしょうか、指宿市の博物館(考古学関係者だったら知らない人はいないと思いますが)には行ったことがあり、その施設の遺跡ではなく教育事業について本に取り上げたことはありました。ただ、その頃はまだこの図書館の新事業は始まっていなかったので、機会があれば見学に行ってみたいものです。やっぱり、いくら理論や技術が発展しても経営は「人」なんだと思います。◆今日は前に御殿場で買った別のお菓子。塩キャラメル・ドルチェラング。辛すぎず甘さとマッチして美味しかったです☆疲れていると食べ過ぎちゃう…

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│-│-│2023/04/14(金) 21:56

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