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アラカルトジーンズの10年保証ずっとズボンを買いたかったので、久々にヨガワークがてら町中に出ました。ヨガは人数も制限し、みんなマスクで会話もしないので、結構学内より安全かも知れません。寺町通りや京極通りはそこそこの人出がありました。まずSHIPSさんで探したら在庫なし…。仕方ないので、少し高かったですがこの機会に専門店で購入してみました。両方ともジーンズのメッカ岡山のお店で、一つは桃太郎さん、もう一つはドミンゴさんです。京都は狭い範囲にいろんなお店があるので便利です。体に合うのはドミンゴさんの方ですが、驚いたことに桃太郎さんのジーンズは10年保証があり、糸や金具・ジッパーなどが壊れたら無料で修理頂けます。いろんなサービスがあるものです。◆お昼は比較的対策がとられていたここら屋さんで日替わり定食を、おやつはいつものカスカードさんで、クイニーアマンを頂きました。このお菓子はフランス・ブルターニュ地方の伝統的なお菓子らしいですが、たまに食べたくなります☆
│-│-│2021/09/12(日) 21:07│
アラカルト何事も調和が大事アメリカ同時多発テロ事件から20年ですか。京都に来た初年度で、確か夜のニュースステーションを見ている最中でした。現実とは思えない映像に唖然としたのを記憶しています。まだブラウン管のテレビで、画面の下にVHSのビデオが付いているタイプだったような。その後、2005年にニューヨーク近代美術館でヒアリング調査を行った時、時間があるときに貿易センタービル跡地に伺いました。現場のすぐ横にある教会がメモリアルミュージアムのようになっていて、そこで祈りを捧げました。20年経ちましたが、タリバンの勢力は強いまま。また、テロの脅威は高まる一方です。少しでも調和が進むことを祈ります。◆今日は入試の日。以前は「AO入試」と呼んでいましたが、今は「総合型選抜」という言葉に変わっています。名前は変わっても、やることはあまり変わりありません。手間はかかりますが、点数で決めるより多角的に学生の状況が分かるので、個人的にはこちらの方が好き。ただ、希望してくる学生の何割かを落とさないといけないのはとても心苦しいものがあります。その他、雑用などもしていたら結局1日お仕事。今週は知人から頂いたカステラを楽しんでいます。カステラなのに塩。これがいい塩梅で、和菓子に通ずるものがあります。って、カステラは和菓子なんですけどね。どれかの味が強くてはダメ。何事も調和が大事です。
│-│-│2021/09/11(土) 21:50│
アラカルト学生のうちに起業する総裁選が本格化してきましたが、今後どうなっていくのでしょうか。とにかく後ろに戻らないことだけを祈ります。世界的にも不穏な動きが広がっていて、政治的な混乱は今後も続くような気がします。こういう時は、上に頼らず個々に力を付けておかねばなりません。◆ところで、この間本屋に寄った際、ちょっと気になる本があったので購入しました。新井一さんの『朝晩30分 好きなことで起業する』(だいわ文庫、2021)です。自分が起業したいわけではまったくないですが、この4月から経営学科に所属し、学生の興味関心が都市環境デザイン学科だった頃とずいぶん違うことを感じました。文化・芸術分野に関心のある学生が少なくなり(というかほとんどいない)、むしろ経営者や起業家に関心のある学生が増えたようなので、比較的読みやすい起業系の本かなと思って求めました。著者自身が15年間ある企業に在籍しながら起業をされていたこともあり、大がかりな起業というよりは「身の丈にあった起業の方法」を述べている本といったらよいでしょうか。ですので、副業的に起業する場合などにも役立つと思いましたし、学生をしながら起業する人にもオススメです。留意点がことこまかに書いてあり、ビジネス教養本として読んでも面白いと思いました。思い起こせば、これまでのゼミ生で、バイトではなく自分で起業していた学生もちらほらいました。とくに印象に残っているのは、アクセサリーを作るのが好きで、制作したものをネットで販売していた女子学生です。彼女のセンスはとても素晴らしく、共同研究プロジェクトでもその力は遺憾なく発揮されました。とにかく、妥協を許さず提案してくるので、私も彼女の無理をなんとか形にできるよう、がんばりました。ただ、難しいのは確かにとても良い成果ができたのですが、「良いものができる」(デザイン力)ことと「それが売れる」(マーケティング力)ことは別なのです。学生のうちに、小さい起業や実践を積むことで、そうしたことを経験的に学んでもらえたらと願います。
│-│-│2021/09/10(金) 20:02│
アラカルト今しかできないことまた少し暑くなってきたせいか、今日はセミの声が元気でした。「まだがんばる!」といっているようです。◆ところで、市民新聞山科区版が届きました。今年の「区民まつり」「やましな駅前陶灯路」「山科検定」ともに正式に中止となりました。個人的には下の二つに関わっていたので、とても残念です。この時点で何もできないと嘆いたり悲観したりする人は多いのかも知れませんが、私はこういう時だからこそできることを考えるようにしています。活動中はそのことで頭がいっぱいになりがちですが、中止になると少し考える時間があるわけなので、コロナ後の新しいあり方について、今のうちに方向性の再検討や環境の見直しなどができればと思っています。
│-│-│2021/09/09(木) 21:57│
アラカルト「フルメンテナンス」という文化セミの声が明らかに弱々しくなっていて、季節の変わり目を音でも感じます。今日は朝から夕方まで会議で、その合間に打ち合わせが入ったりしましたので、自分のことが何もできず…。もう少し会議って減らせないのかなぁ。◆さて、昨日の話になりますが、検査のあとちょっと扇子専門店に伺いました。3回生ゼミでSDGsと伝統産業というテーマで共同研究を行っていて、個人的に扇子というモチーフに関心を持ったからです。もともと扇子は普通に使っていますが、驚いたことにうちのゼミ生で使っている人はいませんでした。最近は皆ハンド扇風機(ハンドファンといういうらしいですが)を使っているそうです。扇風機は確かに便利なのでしょうけれど、SDGsという観点からみると、電池(あるいは充電池)を使用し、ほとんどがプラスチック製ですので、環境に配慮されているとはいえません。また、壊れたらゴミになるだけですし、何より風情がありません。また、そうした新しいツールが工芸産業をジワジワと破壊していきます。私が伺った山科の花山・元慶寺近くにある「大むら」さんの扇子は、もちろん竹と紙だけで制作され、竹は京都産のものだそうです。このお店の特徴は、フルメンテナンスで対応しているという点です。つまり、全て修理可能ということ。紙や骨の取り替えはもちろんのこと、要の金具の交換、香りの後付けまで全て対応してくれます。グーグルで「扇子」「フルメンテナンス」で検索すると大むらさんのHPがヒットし、うちからも近いので関心を持ち、一つ買ってみました。写真の扇子は男性用で、紙の幅が狭く広範囲に風が広がる構造となっていて、普通のものとは少し形が異なります。骨は45本もありますが、とくに重くは感じません。50本くらいの中からカワセミが手書きされたものを購入。1万1千円でした。印刷モノなら3千円代からありますが、せっかくなので少々高いものにし、大事に使うことにしました。フルメンテナンスであれば、安心して一生使えます。昔は良いものを大切に長く使う文化がありましたが、今でもその文化を引き継いでいるお店があって嬉しく思いますし、ゼミを通じてそうした世界を少しでもクローズアップできればと考えています。山科はかつて扇子団地で有名でしたが、今ではどこにあるのかという感じです。いつか扇子祭りを復活させたい。
│-│-│2021/09/08(水) 19:48│
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