Access: |
アラカルト寛容な社会環境をどう構築していくのか豊昇龍さんが横綱に昇進した一方、新幹線点検車両の「ドクターイエロー」が引退。あっという間に時代はうつろいます。◆1月28日に、経済アナリストの森永卓郎さんがお亡くなりになりました(享年67)。心よりご冥福をお祈りいたします。私はあんまりバラエティを見ませんが、比較的庶民目線で分かりやすいコメントをされる人だったかと思います(たまに理解不能なことも言ったりしましたが)。何より驚いたのは一昨年に読んだ『ザイム真理教』(フォレスト出版)です。今の103万円の壁問題も、背景にはこの本の影響があると言えるでしょう。また、ステージ4のがん宣告を受けながらも亡くなる直前まで己を貫いた生き方には共感いたします。にもかかわらず、今朝の日経新聞には顔写真はあるもの最低限の訃報記事で、財務の「ザ」の字もありません。宗教問題やジャニーズ問題もそうでしたが、権力に楯突こうとすると黙殺されるという構造は今もあり、まだまだ日本では命をかけないと真実を語れない側面があり、悲しいことです。トランプ政権が誕生し世界的にますます分断する恐れがありますが、だからこそ寛容な社会環境をどう構築していくのかということが問われていくのだと思います。
│-│-│2025/01/30(木) 10:10│
アラカルト今後問われる「プロデュース力」思っていたより早く研究室のエアコン修理が完了しました。寒くてもコートを着て膝掛けにくるまっていればなんとか凌げますが、パソコン作業をすると手だけが冷えますね。◆今月の雑誌「ブルータス」(No.1023)がミュージアムを特集していたので思わず購入。なんと国内外にある155の施設を紹介しています(詳細は雑誌を参照下さい)。最近はなかなか時間がとれないので、こうした情報資料は有り難い。とくに海外の動向について分かりやすく編集している点が良い。ネットが普及しても「編集」という部分で雑誌の価値は今後ますます大きくなると思います。いまの経営学科の学生の関心はゲームやテーマパークが多く、ミュージアムに行く割合は少ないので、社会的に文化・芸術施設にスポットを当ててもらえるのは嬉しいものです。現在、USJのチケットは大人で8,600円とのことですが、それでも人が行くというのは魅力があるからです。そんな状況の中でどうミュージムの魅力を伝えられるのか、あるいは何度も通いたいと思わせる仕掛けができるのか。今後さらに「プロデュース力」が問われる時代になっていくでしょう。
│-│-│2025/01/29(水) 10:14│
アラカルト夢追い人 〜防衛技術博物館の候補地〜寒波が来るというのに、先週から研修室フロアーの暖房器具が故障…。修理にしばらくかかるとのことで、この間自宅用に買った電熱ストーブを持ち込みました。1つあるだけで全然違います。◆私がマンスリークラウドファンディングをしている「NPO法人防衛技術博物館を創る会」より情報が届き、なんと博物館の候補地が決まったとのこと。下のアドレスから候補地からの動画を見ることができます。場所は実家のある御殿場市内で、ロケーションがとても良い。小林さんという一個人(スズキ販売店の社社長さん)が国の防衛技術に関する資料(主に戦車を基軸にした陸上装備品)のレストアや博物館建設を推進されています。おそらく、この規模の事業を展開されるケースは近年希に見る動きと思っています。まさに夢追い人です。写真は2年前に小林氏がイギリスのボービントン戦車博物館から里帰りを成功させた日本の九五式軽戦車です。このお披露目式には国会議員の中谷元さんも駆けつけてこられていましたが、結局彼は今の組閣で防衛大臣に抜擢されています。
動画:防衛技術博物館の候補地が決まる https://www.youtube.com/watch?v=fE2S6SIME_g │-│-│2025/01/28(火) 09:46│
アラカルトリフォームの打ち合わせ混戦の中、覇気を見せた豊昇龍は凄みがありましたが、17歳で卓球全日本男子を制した松島輝空くんも凄かった。松島くんは京都出身なので以前から注目していましたが、いよいよ彼の時代が開かれるかも知れません。◆昨日はリフォームの関係で朝から打ち合わせに滋賀に行っていました。まだ見積もりの段階なので社名は伏せておきますが、近江八幡にある会社です。いろいろ探して飛び込みで依頼したのですが、実は凄く縁のある所だったのです。ただ、リフォームは想像以上に予算がかかるので、何をどう削減しているかを議論。太陽光エコキュートなどもチラッと考えましたが、あえなく却下。最新式の薪ストーブも却下しましたが、小型の薪ストーブは死守したとい思っています。鋼板型で針葉樹や竹も資源利用できればと思います(それも断念して安い鋳造になるかも知れませんが…)。普通の工務店ではこんな要望を話し合えませんし、理解されないでしょう。それに、まさか私が薪ストーブを追求するとは夢にも思いませんでした。打ち合わせ中にお伊勢さんの獅子舞が来られ舞って頂きました(会社がですが)。でも、なんだかリフォームを祝福されているようで嬉しかったです。感謝。◆お昼はカフェリンクさんでナポリタンランチを頂きました。とても懐かしい味で、パンも美味しいんです。
│-│-│2025/01/27(月) 09:51│
アラカルト地域創生への覚悟なんとか今週の入試日程は無事に終了しホッとしています。学生の人生を左右する大事なイベントなだけに、夜も眠れずかなり緊張の連続でした。◆今朝は、新聞で石破首相の施政方針演説をじっくり読みました。昨年の所信表明演説が20点くらいだとすると、今回は50点くらいは出せるかと思います。かなり突っ込んだ表現があったことは多少評価できるかと思います。ただ、全体的な構成に疑問を感じたのと、各項目内容のバラツキが大きすぎる点に準備不足があるように思いました。本来であれば、まず政治改革を前面に出し、その次に国民の不安対象である物価高や賃金問題・年金問題の事を丁寧に説明すべきだったと思います。が、この点が20点以下だったのが残念です。結局、体質が変わらない事を意味します。防災についてはかなり具体的な記載があるものの、他には数値目標すらありません。地方創生は少し頑張る意欲は伝わってきますが、これまでの失敗・失策の反省にたちここにこそ数値目標が必要なのですが、結局ばらまきになる可能性が高いです。ちなみに、地方創生に関して今年読んだ中でピカイチだったのが写真の本です。長年、兵庫県高岡市長を勤められた中貝氏が書かれたもので、どのように高岡を立て直されたのかが克明に書かれており、どの地域でも参考になります。ただ、地域資源は場所によって異なりますので、本書のノウハウをどう応用するかは使う人に問われます。また、いつか高岡の調査を深くしてみたいと思っていますが、書かれていることと現場の実態の差がどこまであるかも気になるところです。何より大事なのは「首長の覚悟」です。高岡には中貝氏がいたから良かったわけで、読んで頂ければわかりますが彼は相当な覚悟をもって事にあたってきています。とにかく、これからの日本は人口が増えることはありませんから、地方においては格差がますます広がっていきます。衰退する地域では自治体がだんだん機能しなくなっていくので、まずは広域合併が始まると予想しています。そうならないように、覚悟決めて地域振興をする人がどれだけ出てくるかでしょう。◆明日は朝からバタバタしますのでブログはお休みします。
│-│-│2025/01/25(土) 10:02│
|