
Access: |
アラカルト北村義典先生今日は悲しいお知らせです。今月、9月5日に現代ビジネス学部都市環境デザイン学科の北村義典先生(68歳)がご逝去されました。昨年から少しご病気をされていて、今年の5月から手術のため療養中だったのですが、突然のことで心の整理がつきません。ご冥福をお祈り申し上げます。文化施設に関する大学院の授業を二人で受け持っており、「深刻な手術ではないので、後期からは元気に復帰します!」とおっしゃっていただけに、残念でなりません。先生は、千葉工業大学大学院およびジョージア大学大学院にて建築学や環境デザインを学び、沖縄県立芸術大学を退官後、2018年度から縁あって京都橘大学で教鞭をとられておりました。研究課題(テーマ)は、「建築、環境デザイン領域における表現研究」と「環境デザインにおける伝統象形及び色彩の活用に関する研究」で、沖縄時代に「沖縄の伝統文様・色彩を活かしたブランド化に関する研究」をされていました。近年の作品としては、沖縄全戦没者追悼式典会場デザイン「さとうきび畑」(沖縄県)や、ショーモン国際庭園フェスティバル・コンペ制作展示(仏国・ショーモン領)など、国際的にご活躍されていました。性格はとても温和で、笑顔の素敵なまさに紳士でした。仕事でご一緒した期間は短い間でしたが、いろいろとお世話になり本当にありがとうございました。どうか、安らかにお休み下さいませ。
│-│-│2020/09/08(火) 21:15│
アラカルト直感はどこから来るのか研究室の資料や本があまりに増えてしまったので、この時期に一気に整理をしています。作業中に、何を残し何を捨てるか止まってしまうことがありますが、少しずつ断捨離します。◆昨日の話になりますが、新幹線に乗る際に駅で『眠れないほどおもしろい古代史の謎』という本を買って車内で読んでいたんですが、京都駅に着いたことに気がつかず乗り過ごしてしまいました…。新幹線を乗り過ごしてしまうほどに面白い本でした。古代史は複雑でわかりにくいことが多いんですが、非常にかみ砕いて書かれているので、頭の中にスッと入ってきます。この方、結構UFOの本とか書かれていますが、古代史にも関心があるようですね。最近の研究成果なども整理されているんですが、専門の研究者こそこの手の本を書いて欲しいと思いました。古代史は細かい話より全体像をきちっと掴むことが結構大事だと思いました。各章でそれぞれ概要が整理されているのはいいんですが、最後にちょろっとご自身の考えが書かれていて、それが私の考えとはことごとく違っていたのも興味深かったです。資料がほとんど無いわけですから、考え方はいろいろあって良いとは思いますが、こうしたインスピレーションの違いはどこから来るのか関心を持ちました。研究におけるインスピレーションという意味で、昔柳田国男先生の秘書をされていた鎌田久子先生のお話を思い出しました。とくに印象に残っているのは、柳田国男先生と折口信夫先生の考え方の違いについてでした。柳田先生はかなり地道なフィールドワークを重視するのに対して、折口先生は直感力を重視するスタイルをとっていたとのこと。それを楽しそうにお話されていたのをつい昨日のように思い出します。直感というのはどこから来るのかよく分かりませんが、私も過去に「なんとなくこう思う」ということが結構あり、長い時間経過の中で結果的にそれが正しかったことがわかったりしました。その時点で明確な結論が出ないことでも、仮説なり自分の考えを提示しておくことは次に繋がることになるわけです。
│-│-│2020/09/07(月) 21:42│
アラカルト久々の帰省この週末は実家の御殿場に帰っていました。台風の接近があって新幹線が心配でしたが、この機会を逃すといつ帰れるかわからないので、決行。駅に着くと、新しい観光案内所ができていてビックリ。御殿場市は人口約9万人ですが、人口約13万人の山科に観光案内所がないという現実。知りませんでしたが、今年は富士登山ができなかったようで、来年に向けた巨大な看板がありました。夜に家族と最近アウトレットにできたホテルのレストランでお食事。私はすき焼き御前をいただきました☆車椅子用のスロープもきちんと作ってあって、ストレス無く利用できました。アウトレットも年々進化していて、敷地内に温泉やレジャー施設もできたようで、もう外に行く必要がないレベルです。が、それがいいかは別な話かも知れません。2日間とも雨や曇りで富士山をまったく見られませんでしたが、帰りの新幹線の中で運良く雲の切れ目から拝見することができました☆
│-│-│2020/09/06(日) 20:31│
アラカルト全てを失うと、本当が見える暑さが和らいできたと思ったら、今度は台風の勢力が強くなってきました。今後も警戒が続きますね。職場で仕事を終えたすぐ後に落雷による停電があったようで、危ないところでした。◆すみません、また広島関連です。実は広島で一番行きたかったのが「マツダミュージアム」でした。マツダは、スズキと同じく今年で創業100周年を迎え、ミュージアムもそれに向けてリニューアル工事を行い7月1日にオープンする予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染防止の観点から、リニューアルオープンを10月以降へ延期することになったのです。前もって知ってはいましたが、残念です…。マツダは当初「東洋コルク工業株式会社」というコルクの会社からスタートします。創業から5年後の1925年に、火災により工場が全焼するという事故が起きます。このことが契機となって、2代目社長の松田重次郎氏の得意分野である機械工業で再起を目指し、社名も1927年東洋工業株式会社に変更してしまいます。ただコルク部門は生き残り、1944年に東洋工業から「東洋コルク株式会社」として独立し、現在は主に発泡スチロール製品を作っているとのこと。そして1945年8月6日午前8時15分、原子爆弾により広島は焼け野原になってしまいますが、幸いにも本社と工場は爆心地から離れていたため、大きな被害はなかったようです。その後物資不足の中、資材をなんとか調達し、年末には10台の三輪トラックを完成させます。焼け野原を走るマツダの三輪トラックは、まさに「復興の象徴」だったようです。その後、いろいろ経営的な問題もありましたが、現在の地位を確立していきます。やはり、マツダの転機は1925年の工場火災だったと思います。全てを失ったとき、それは非常につらい状況であっとは思いますが、逆に本当にやりたかったことが見えてきたのかも知れません。自分の家や仕事場が全焼したら何するかなぁ。たぶん似たような事をするでしょう。写真はマツダ100周年を特集された雑誌driverの7月号です。
│-│-│2020/09/04(金) 21:58│
アラカルト期待値を超える空間作りこのところナワリヌイ氏(ロシア野党勢力のリーダー)の様態が気になっていましたが、ドイツの調査ではやっぱり神経剤が検出されたようで、ロシア政府による暗殺未遂である可能性が高くなってきました。この時代に漫画の世界を地で行くようなことが起きるんですね。今後の世界情勢が心配になります。◆さて、広島の続きです。仕事の直前に広島駅近くを歩いていたら、「Edion蔦屋家電」と書かれたオシャレな看板を目にしました。本屋の蔦屋さんと家電のエディオンさんがコラボしたショップなのだろうと即座に判断しました。あまり時間的余裕はなかったのですが、何か惹かれる感じがあったので、お店に入ってみました。ここもビックリでした。蔦屋さんは近年T-SITEなど、ユニークなショップ展開を行っていますが、ここはさらにそれを進化させたような商空間となっていました。調べてみますと、この施設は2017年4月13日にオープンしています。約3年前ですね。広島駅南口の再開発ビル「EKICITY HIROSHIMA」の1〜3階を占めています。本や家電・雑貨等々が有機的に混在したディスプレイが施されてい点が面白い。目的をもって商品を買うならネットでも良いのですが、ここは無目的に入ってもいろいろと発見があり、心地よくレイアウトされている点がユニークだと感じます。つまり、ライブ性の良さをより追求した感じといったらよいでしょうか。すでに東京の二子玉川に蔦屋家電が先にあったようですが、フロアがより広く、商品量もこちらの方が多いようです。また家電販売店と組むのは初めての試みのようで、商品知識が豊富なスタッフが丁寧な対応ができるという点も強みのようです。椅子やソファが数多く配置されていて、休憩したり雑誌や書籍をその場で読むこともできます。また、通常の家電店の雰囲気はまったくなく、なかなか言葉では表現しにくいですが、グラフィックデザインを多用した商品ディスプレイとなっていて、空間にいるだけで楽しく感じられます。「こんなもの売れるのか?」と思うような商品もあえてディスプレイされていて、なんというか「感覚に訴えかける」ことを意識した展示構成になっていました。こうした期待値を超えるようなショップが各地に登場していくと、お店づくりも今後さらなる工夫が必要になっていくのかも知れません。
│-│-│2020/09/03(木) 21:04│
|