アラカルト

普段しないことをしてみる

令和になって丸2年。良い時代になればと思いましたが、災難続き。でも、いつかは終わるでしょうから、気長に待つことにしましょう。◆現像所からフィルムが仕上がってきたとの連絡があったので、二条まで取りに行ってきました。今日から休みなので急ぐ必要もなく、普段とは違うことをしてみようと思い、電車と徒歩で行ってみました。ついでに、電車や町中の混雑具合も確認したかったし。通常のGWなら凄い人出なのでしょうけれど、いつもと変わらないか少し少ない程度でした。帰りは少し遠回りして二条城方面に回りました。途中で映像プロダクションの「元気な事務所」さん前に立ち寄る。卒業生がお世話になっているんですが、電気がついていなかったので、連休にしているんでしょう。そこから急に豪雨にあってしまい、堀川通りに面したイズミヤさんに逃げ込む。風も強かったので足がビチョビチョ。2階にモスバーガーがあったので、雨が止むまでかなり長い時間本を読みながら雨宿り。ついでに、横にあった100円ショップを細かく観察。いつも必要なものだけ見てすぐ出てしまう癖があり、普段こういうお店をじっくりみたことがなかったので、今日は全商品を見て回りました。でも本当に必要なものというのは少ないものです。一つだけ石けんトレーを買いました。今使っているのは水が溜まりやすく石けんの下部が溶けてしまうのと、大きすぎて棚からはみ出ちゃっていました。丁度良い大きさで、しかも珪藻土(けいそうど)のタイプがあり、それだけ買いました。一見300円くらいしそうやけど、110円でした。サイズもピッタリで、下面もサラサラに☆雨が止んでから、とくに入るつもりはなく様子だけ見に行った二条城はやっぱり休城中でした。が、何名か観光客が写真を撮ったりしていました。いろいろ行きたいところはありましたが、こういう時期なのでそのまま電車で帰りました。二条というと感覚的に遠いイメージがあるんですが、電車に乗っていた時間はたかだか12分。近い。普段、どれだけ時間に縛られているかを思い知りました。◆夜に、昨日放送された「るろうに剣心」を録画で鑑賞。最初から「ここ近江八幡やん!」と一人で騒ぐ。滋賀県内でかなり撮影された模様。まったく知らなかった。話題になっているものは見ておくものですね。水戸黄門なんていっても学生は関心を示しませんが、「るろうに剣心」のロケ地といえば少しは興味を持ってもらえそう。そもそも、経営学部の学生は悲しいかな歴史に関心のある人は少ない。主人公である緋村剣心さんのモデルは、攘夷派の暗殺者であった河上彦斎さんだそう。記録が少なく、彼が実際に何人切ったかは不明のようですが、攘夷に反対する人物は片っ端から切り捨てたようです。最後まで意思をまげなかったため、維新後に反乱分子とみなされ捕まり、斬首されます。一方、剣心さんは暗殺者としての過去を捨て、人を切らない道を選ぶというストーリーです。ただ、考えてみればそれを実践していたのは先の山岡鉄舟さんです。彼は剣の達人であったものの人を切らず、晩年には自ら道場を開き「無刀流」という流派を創始します。刀に頼らない剣法を世に生み出したのです。彼いわく、「敵とあい対する時、刀によらず心を持って心を打つ。勝負を争わず、心を澄まし胆力を練り、自然の勝利を得る」とのこと。江戸無血開城をなし得たのも、こうした精神を常に高めていたからで、映画の意図と相通ずるところがあるようにも思いました。

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│-│-│2021/05/01(土) 23:11

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