アラカルト

フィールドワークでの学び

映画の最新作に合わせ、テレビでこれまでの「キングダム」3部作が放送されているので録画して見ています。基本バトル系の内容ですが、主人公「信」のモデルとなる「李信」という人物(始皇帝時代の武将)が実際におり、彼の下克上物語とそのリーダーシップ等の内容が人々に受けているようです。個人的には、「戦いの世をどのように終わらせたのか」という点において、始皇帝と織田信長は共通する視点があり、そこに注目しています。◆昨日は、その織田信長の地、安土地域と八幡地域に行ってきました。連休ということもあり、湖岸道路が部分的に大渋滞していました。授業フィールドワークの一環で、私は各所に挨拶回りです。新学部になってから受講生が200名になったため、学生を少人数のグループに分けて活動させています。いろいろ説明したいことも多いし、地域の人とも交流ができるとよいのですが、仕方ありません。それでも、現場に来ることで知識とは別の学びを感じ取ってもらえたらと思います。お昼は八幡地区の町家クラブ近くにあるカフェリンクというところでナポリタンランチを頂きました。レトロとモダンが掛け合わされた一品でした☆

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│-│-│2024/07/15(月) 10:14

アラカルト

ジェネレーションギャップ

朝からドッキリかと思えるような襲撃事件が世界を駆け巡りましたね。大谷選手の200号もすっとんだような。対立や混乱が増す世界情勢ですが、とにかく穏やかになることを心から願います。◆昨日は1回生の基礎クラス「アカデミックスキル」という授業の最後の仕上げである「学修成果報告会」というイベントを実施しました。他学部とのクロスオーバーで実施されるパネルセッションで、学生達も思い思いに研究内容を報告したり、交流したりしていました。今回はパネルの場所を少し狭める方法を採用したところ、かなり盛況感があったように思います。空間設計は大事。会場を巡ると、学生達の興味関心が見えてきます。ただ、分からない言葉も沢山あり、年々ジェネレーションギャップを感じます。発表した学生達、サポートをしてくれたラーニングアシスタントの方々、大変おつかれさまでした。最後に山科のラクトで買ったちんすこうをみんなに配ったりしました。3連休ですが、今日もこれから出張です…

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│-│-│2024/07/14(日) 10:02

アラカルト

ちょっとしたこと

防衛省が昨日218人に及ぶ処分を発表しましたが、その数の多さに驚きました。日頃、命を張っての仕事をされているとは思いますが、コンプライアンス軽視といえるでしょう。ちょっとしたことから綻びは広がっていくものですので、それぞれが兜の緒を締め直してほしいと願います。◆先日、卒業生から写真のお菓子を頂きました。ありがとうございます。「ウイロバー」という商品で、切りにくいういろうを一口サイズにし、バーを付けて食べやすくしたものです。しかも、いろんな味が楽しめるようになっています。愛知では有名だそうですが、私は初めてで商品開発のセンスが光っていると思いました。もう20年くらい前のことだと記憶していますが、カステラで有名な福砂屋さんが一口サイズの「フクサヤキューブ」を発表したときのことを思い出しました。商品開発って、商品そのものを開発することも必要でしょうけれど、ちょっとした工夫で既存商品を生まれ変わらせることも大事だと思っています。

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│-│-│2024/07/13(土) 09:22

アラカルト

障がい者アート商品化プロジェクト

雨が続くせいか、このところ気分がすぐれません。こういう時期は仕方ないので、意識的にノンビリ過ごしたいと思います。◆2年前のゼミプロジェクトでお世話になった職人の方からの紹介で、これから京都で立ち上げるブランドのお手伝いを少しすることになりました。障がい者の就労支援と伝統産業の振興をアートによる商品化で結びつけようとする取り組みです。名称は「ドネカル」といいます。昨日は、事業主体となる一般社団法人JCF/「京の逸品物語」事務局の代表理事である岸本さまと、連携先である障がい者の就労支援を行っている一般社団法人実のなる樹の代表である北尾さまに来校頂き、学生向けの説明会を開催いたしました。最終的に、東北で頑張っておられる「ヘラルボニー社」さんのような経営モデルを目指したいとのことでした。期末試験シーズンということもあり参加者が少なかったのが残念でしたが、非常にユニークな取り組みですので、これから学生に広報ができればと思いますし、もしご関心がありましたら私まで個別にご連絡下さい。また、今後も動きがあればご連絡いたします。

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│-│-│2024/07/12(金) 10:30

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柱と日本人

大阪の池上曽根遺跡(弥生時代の集落跡)で過去に発見された大型建物の柱材を再調査したところ、推定築造年代となる紀元前50年代よりかなり古い紀元前700年代の柱材が一部使用されていたことが判明したとの報道がありました。どのような利用環境だったのか興味深いものです。まぁ、日本では「柱」は「神」や「遺骨」の単位になるほど神聖なものです。写真は新居の床柱ですが、恐らく赤松。そして驚いたのは床の間の天井に隠れるように「松葉」のレリーフがあるのが分かるでしょうか。縁側の床材も松です。松・松葉は、「長寿」や「契り」を意味しますので、昔の人の方が柱や素材に様々な意味を込めていたのだと思います。現代の家ではまずお目にかかれません。床下は白アリ被害でボロボロなんですが、残せるところは残してリフォームができればと思っています。

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│-│-│2024/07/11(木) 09:44

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