アラカルト

お金に換えられない価値

9月15日にフランス・パリの国立自然史博物館から金塊6キロが盗まれ、10月19日にはルーブル美術館で宝飾品などが盗まれました。ミュージアムを意図的に狙った悪質な事件ですが、背景には人員削減などの課題があるようで、日本も人事でないと思いました。◆今週のお華は、珍しい黄色の彼岸花・ホトトギス・キキョウでした。周囲の木々が包み込み、あたかも小さな森のような世界が広がっています。お金にかえられない価値がここにあります。

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│-│-│2025/10/21(火) 08:16

アラカルト

お能を愉しむ

今朝「寒いなぁ」と目を覚ましたら布団がはだけて体が冷え切っていました。一段と気温が下がってきているので、風邪などには気をつけたいものです。◆昨夜は、大徳寺の瑞峯院という所でお能を愉しみました。年齢を重ねるとこうした古典芸能やそれらに使う道具などにも興味がでてきます。題目は「清経(清経)」。1183年に負けた平家が追い詰められ次第に悲観的な考えに取り憑かれて大分宇佐で自殺をします。月夜の晩に、横笛を吹き、朗詠を吟じながら入水したとされます。享年21歳。物語は彼を慕う妻と清経の亡霊の対話となります。お堂での公演でしたので非常に近く迫力がありました。

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│-│-│2025/10/20(月) 09:06

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宮本博氏の天目茶碗

昨日の大谷選手はマンガ以上のシナリオでしたね。ニュースで見たのですが、思わず声が出てしまいました。◆昨日は入試の代役をするかも知れないとのことで朝からスタンバイしていましたが、結局役目はなくそのまま仕事しちゃったり。今週の火曜日・水曜日がイベント本番なので、なかなか落ち着きません。写真の器は、清水焼の郷まつりで購入した陶芸家・宮本博氏の作品。天目茶碗です。これをイベントのメインとなる学生が開発したオリジナルお茶漬けの器として利用します。お店に大事に運んで持っていきました。楽しんでもらえるといいな。

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│-│-│2025/10/19(日) 12:43

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「清水焼の郷まつり」が開幕

今年の文化勲章受賞者に辻惟雄先生や小松和彦先生が選ばれていました。分野の近い先生が受賞されるのは嬉しいものです。◆昨日、山科・清水焼団地で開催中の「清水焼の郷まつり」に寄ってきました。天気が良く大勢の方で賑わっていました。なかなか組織運営が難しいようですが、今後も陶器産業が生き残っていく政策を考えていきたいと思います。この日は、来週行うイベントのお茶碗を購入しました。カメラを持っていくのを忘れたので、パンフレットを掲載しておきます。来年は、新居に合う物をゆっくり選びたいものです。明日の日曜日までやっています。陶器好きの方はぜひ。

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│-│-│2025/10/18(土) 09:18

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無駄のない形とは

今日明日の京都は29度まで上がるようですが、その後は急に気温が下がるようです。衣替えの季節ですね。◆先日車を走行中、ウインカーの点滅が通常より速くなったので「ハイフラッシャー現象(通称「ハイフラ」)が起きたと思い確認したら、やっぱりリアウインカーの球切れでした。恐らく30年間交換してなかったと思われるので、根元がサビサビでブランケットと完全に一体化していました。仕方なく、ブランケットごと交換。この車は30年前の生産ですが、初期設計は44年前の1981年です。構造がシンプルで、かつ長期生産されたモデルなので、とても整備性が良いし部品の融通が利く。また、「無駄がなく、これ以上シンプルにできない形」ともいえるので、現在でも類似品がトラックなどで利用されていますし、飽きが来ません。加えて部品代も安いし、縦横比率が車体に対して黄金比だと感じています。このテールランプだけでいろいろ語れます。

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│-│-│2025/10/17(金) 10:28

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