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アラカルト善人の沈黙肌寒くなった来たので、ようやく上着を出しました。これから寒くなるのでしょう。国政もそうですが大統領選の結果次第では、世界情勢も寒くなりそうです。◆さて、写真の本は最近発刊されたもの。勇気ある人です。また、岩波書店も勇気あります。当たり前のことが言えない社会って窮屈です。13年前、とんでもないことが起こり、今はなかったよう。でも、本書を読んで、まだ構造的に過酷事故の可能性があること、アルプスで処理できない汚染水があることなどを知りました。もっと事実を公開すべきです。あのとき、2号機の圧力が下がらなければ、半径170キロあるいは250キロ圏内の避難が想定されていたわけです。未だに圧力低下の要因は分かっていません。先日ノーベル平和賞で沸きましたが、「ノーモア被爆者」を考えれば、原発という恐ろしい技術はまだ人類が使うべきではないと考えます。それに、1グラムのデブリを採取するのにいくらかけているのでしょうか。また、軍事力をどんなに強固しても、原発に爆弾落とされたら日本はパニックになります。戦争のあり方も変わってきています。そして、今日女川原発が再稼働します。本書の最後にキング牧師の言葉が引用されています。「究極の悲劇は悪人の圧政や残酷さではなく、それに対する善人の沈黙である。」と。私は沈黙したくありませんし、ぜひ宮城県の人に本書を読んで欲しいと願います。
│-│-│2024/10/29(火) 08:41│
アラカルト救急車に乗る開票の結果、自公の与党が過半数割れとなったようですね。もっと減ると思いましたが、日本国民はやさしい(無関心なのかも)。政局は荒れますが、勝手に決められるよりはいいかも。◆昨日は地元の音羽病院さんにてメディカルフェスティバルというイベントが行われました。医療のことも少しありますが、基本は屋台と音楽。地元の商店会が運営協力をしての開催。大学からは、まちづくり研究会など学生もいくつか出展していたので覗いてきました。山科カルタが完成したようで、またゆっくり見たいと思いました。会場には救急車があり、体験乗車ができました。ベース車はハイエースなので、リアはリーフサスペンション。ですので、かなり揺れるはずですが器具がずれないような工夫が随所にありました。退院して3年9ヶ月。音羽病院さんにホンマにお世話になりました。
│-│-│2024/10/28(月) 09:29│
アラカルト刑務所に入るワールドシリーズの第1戦は劇的な幕切れでしたね。大谷選手の登場で大リーグを良く見るようになりました。今後の戦いも楽しみですね。一方、政治の戦いはどうなるのでしょうか。転居したので今年から安朱保育園で投票。◆昨日から山科区内にある京都刑務所にて矯正展が始まったので寄ってきました。この日だけは堂々と刑務所に入れます。京都をはじめ全国の受刑者が製作した商品の即売会と多くの屋台が並び賑わっていました。展示の中に模擬居室がありましたが、案外狭いところが好きな私向きかもと思ったりしました。犯罪の多くは覚せい剤と窃盗のようで、どこで踏み間違えるのかについて関心をもちました。体育館みたいなところで、学生達がロック音楽を演奏していましたが、ここならある程度音が響いても大丈夫みたいなので、こういう場所は結構大事かも。普段はソーセージを食べなくなったので、思わず購入。スパイシーで美味しかったです☆
│-│-│2024/10/27(日) 09:59│
アラカルト全国デビューする連携授業今後天気が下り坂になるようなので、雨が降る前に庭の落葉掃除をし、綺麗にしました。ただ、まだ蚊がたくさんいたけど。◆昨日は午後から草津第2小学校に伺い、全国造形教育研究大会の公開授業(作品撮影の授業)に参加してきました。滋賀の連携授業を全国の先生方に知っていただく機会ということで、応援的な感じです。小学校の授業なのに、MIHO MUSEUM、陶芸の森、滋賀次世代文化芸術センターが関わり、神山清子さんの作品が使われています(神山清子さんの娘さんも秋田からご参加)。もともと小学校におけるICT活用を連携授業でできないかという依頼から、作品の撮影と共有を行う部分でつないたとのことで、昨年度にプログラム開発されたものです。自然光だけでなく、ライティングを施すセッティングなど、全部で3パターンがあり、やはり美術館が関わらないとできない内容です。授業としては全10回の連続したものですが、この日は一番メインとなる撮影会となり6回目の位置づけです(この後、振り返り・交流・情報発信などの授業につながる)。子ども達はようやく撮影できるとあって、大人が大勢いる中でもノリノリでした。うちの大学ではデータ共有にはTeamsというシステムを使っていますが、この小学校ではロイロノートという授業支援アプリを使っており、その点は新鮮でした。関係者の皆様おつかれさまでした。◆帰りにスーパーで銅鑼焼きがセールされていたので購入。今週はほんまにバタバタしていたので、自分へのご褒美です。
│-│-│2024/10/26(土) 10:58│
アラカルト方位7度差の謎昨夜の展示論授業で「見世物の源流と今日」ということで、先週学生アカデミーで銀賞をとった金森慧さんの「Origami」(CG作品)の話題を出したら70人中1人しか知らなかったのには驚きました。なので動画を見せたんですが、スマホ全盛の時代でも興味関心によって情報は落ちていくものだと痛感しました。◆昨日は守山で会議があったので、ようやく行きたかった伊勢遺跡史跡公園(弥生時代の遺跡)に寄ってきました。昨年10月にオープンしたばかりですが、立地の問題なのか、集客に課題を抱えているようでした。館長さんも困っていたようなので解決策をいろいろ話したりしました。やっぱり復元施設が欲しいのと、展示館もちょっと目立たない(建築学的にはすごいようですが…)。カフェ・レストランもないし、一回来たらもう来なくなる典型例のように感じました。ただ、遺跡としては国内でも類例がなく、建物が円形に作られた特異なもの。しかも、中核施設の方位が7度ずれているという不思議。遺跡を見学したときにはさっぱり理由がわかりませんでしたが、帰りの運転中に「ハッ」と気がつきました。「天体観測」です。たまたま、今月からNHKで『チ。-地球の運動について-』というアニメ番組が放送中でそれを面白く拝見していますが、これは15世紀のヨーロッパにおいて、タブーとされた「地動説」を命がけで研究する人たちの物語です。日本の縄文時代には、岐阜の金山巨石群(岩屋岩蔭遺跡)に代表されるように、すでに精密な天体観測ができる装置があったようです。八日市にある太郎坊の割石は夏至に合わせて設計されたものと私は考えています。円形とは、太陽や蛇が日本ではモチーフの素材となりますが、近江八幡や守山など平地が広がり周囲に特徴的な山がある環境というのは天体観測にぴったりです。しかも、守山には三上山があり、位置関係を特定するには絶好のロケーションです、西暦100年というのは争いも落ち着いていた時期のようで、天文学が発展したのではないでしょうか。ですので、正確な方位を示す楼閣は天文用、7度ずれた施設は信仰用(政治用)と、それぞれの用途が異なっていたと考えれば納得できます。陰陽師は毎日星を見ていたわけですから、その走りのような気もします。私は天文の知識はゼロなので、少なくとも天文系や陰陽道・占星術系の専門化に見てもらう必要性を感じました。お金があれば周囲の土地を買い取って全部復元して確認してみたい。なんて、ちょっとテレビの見過ぎでしょうか。というか、現代は明るすぎて星が見えないし。
│-│-│2024/10/25(金) 08:58│
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