アラカルト

環境が人の思考を変える

世界的人気歌手のテイラー・スイフトさんが、アメリカ大統領選挙候補となっているハリス副大統領に投票すると自身のインスタグラムで表明したそうです。彼女がサイトフォロワー数は2.7億人であり、アメリカの人口(3.3億人)に匹敵する力を持っています。日本ではタレントが政治に口出しするのはタブー的な空気感がまだあり、そういう意味でとても勇気ある行動だと思います。ハリスさんの力量は未知数の部分はありますが、トランプさんが再選されればまた世界は分断されていく可能性が高いと思われます。どうなるのでしょうか。◆今朝、職場の駐車場に行ったら、アオサギが堂々と歩いていました。近づいても逃げる様子もなく、社内からコッソリ撮影。人間よりも目の前の餌なんでしょう。体が少し灰色がかっているのがアオサギです。関東にいた頃は、あまり動物が身近にいる環境ではありませんでしたが、京都は山が近いのでいろんな動物を見ますし、昨日のアオバズクではないですが引っ越ししてからとくに動物に目が行くようになりました。環境は人の思考を変えるのだと思います。

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│-│-│2024/09/12(木) 08:56

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アオバズクの声

真田広之さんが主演とプロデューサーを務めたハリウッドドラマ「SHOGUN 将軍」が、第76回エミー賞で過去最多の14冠を獲得したとのこと。今後、さらに日本文化への関心が高まっていって欲しいと同時に、次世代に時代劇を知ってもらう意味で、映像製作のあり方がもっと議論されることを期待します。◆森の中で住んでいると、さまざまな動物の声や物音がします。夏の夜中に必ず聞こえてくるのが、「ホゥ ホゥ ホゥ ホゥ ホゥ ホゥ…」と連続する鳴き声です。気になっていろいろ調べてみたら、どうやら「アオバズク」というフクロウの仲間のようです(画像はサントリー「日本の鳥百科」より)。フクロウと思われる鳥もよく来るのですが(うちの辺りのフクロウは「ワン ワン ホッ ホッ」と鳴きます)、夜中なので一度も姿を見たことはありません。ただ、山の中にはほんとに多様な生き物がいるんだということを実感しているところです。

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│-│-│2024/09/11(水) 09:49

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ゼミでカフェを開きます

パリパラリンピックが閉会しました。なかり面白そうな試合もありましたがゴールデンタイムにテレビで放送されることがなく残念でした。せっかくの機会なのでもう少し取り上げて欲しいと思いました。なかなか視聴率的に厳しいのでしょうか。◆さて、いよいよ4回生のゼミプロジェクトが形になってきたので紹介をいたします。来月、10月の13日と14日の2日間、山科の椥辻駅から数分のところにあるレンタルキッチンにてカフェを開きます。コンセプトは「もったいない」や「ロス」ということで、広くはSDGsを意識した内容となっています。カフェの名称は「ney-ney project cafe」です。メインはサンドイッチとスイーツと抹茶レモンサイダーで、提携した地元農家さんで育てた食材を使用します。スタッフが使うエプロンは使い古しのジーンズをゼミ生自らがリメイクしたものを使用します。また、店内を飾るお花は、近くのお花屋さんで出たロスフラワーをアレンジする予定です。企画から準備に約2年の歳月をかけてきたプロジェクトです。インスタサイトを始めていますので(予約も開始)、詳しくはそちらをご覧下さい(これも先輩方のサイトを再利用しています)。よろしかったらフォローをお願いいたします。

木下ゼミ・カフェプロジェクトサイト
 https://www.instagram.com/sdgs_kyototachibana/

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│-│-│2024/09/10(火) 08:33

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地域イベントの支え方

昨日は本願寺山科別院で「元気まるしぇ」が開催されていたので、少し覗いてきました。数年前にできた「山科会」という組織が昨年からスタートさせた事業です。昨年は山科区役所前広場で実施していましたが、音の問題で場所が変更になったようです。イベント開催側は良かれと思って企画していても、近隣住民がどう思うかは別の話です。コロナ禍が終わってから地域イベントが沢山誕生していますが、やはり「会場」の問題は大きいです。新しい場所を作れるのが良いですが、いまのご時世でそんな予算も場所もありません。それでも、こうしてお寺さんが提供頂けるだけでも有り難い話です。今ある資源を有効利用し、相互提供しながら支え合う仕組みができると良いかと思いました。とにかく晴れて多くの来場者が楽しまれていたのが印象的でした。

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│-│-│2024/09/09(月) 13:58

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可能性を信じる

パリパラリンピックの自転車女子個人ロードレースで杉浦佳子選手が53歳で2連覇を果たしたそうです。快挙やと思います。普通なら「無理」と思うかもしれませんが、可能性を信じ進む意味を感じました。◆福島の方から「福島民報」が届きました。県民の日にあわせて「おくる福島民報」という活動があるようです。送り主は東電の対応に対してご立腹でした。そうでしょう。他の地域にいると原発事故など終わったかのようですが、先日デブリ取り出しの試験で単純ミスが発覚し作業が延期になったわけで、現地では先が見えません。与野党の選挙が始まりますが、原発容認論が多くを占めています。状況によって判断することは政治的に大事ですが、ホースを繋ぐだけでミスするわけですから稼働していれば将来的に何らかの事故は必ず起きます。あと、今朝の日経新聞の1面にありますが、欧米では再エネの持ち腐れが原発480基分に相当するようです。呆れてものがいえません。他方、原発設置自治体では深刻な住民分裂が生じてしまいますし(まともな地域政策ができなくなる)、災害大国の日本では福島を超える事故が生じることもありうるでしょう。また、いっこうに最終処分方法が決まりません。今の利益のために先延ばしにしているだけで、未来に大量のツケが残ります。過酷事故が起これば町に人が住めなくなります。将来的に原発を限りなくゼロにするというのは「無理」と思うかもしれませんが、その可能性を信じたいと思いますし、自分の家で長い目で実験していければと思っています。それに、何で発電するかという以前に、「不要な電気を切る」という当たり前のことをすることが大事。

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│-│-│2024/09/08(日) 09:52

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