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対面ならではの効果

米小売王手のウォルマート社が、アーカンソー州で東京ドーム28個分ともなる敷地に本社屋を建設しているという。会社というより、もはや街。その背景には「在宅性悪説」があり、生産性向上のためには対面重視の政策をとり、その環境を整備するという考え方があるようです。リモートワークが重視されそうなアメリカですが、意外に思いました。それぞれに良さはあると思いますが…。◆この時期は2回生後期からのゼミナールを選択するシーズンとなります。この2年は横並びにゼミ広報をしていましたが、差がでるため今年は多角的な広報手段を採用しています。研究室前にはこれまで取り組んできた活動成果のサンプルを少し展示。各々にいろんな思い出があります。教育も対面で行うのであれば、その効果を伸ばしていくプログラムを発展させていければと思います。

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│-│-│2024/06/11(火) 08:40

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中古品の処分方法

朝夕はまだ冷えることもあり、昨夜は体が冷えるので少し暖房をつけました。でも、今日から衣替えで半袖にしました。◆昨日はとくに予定もなく、ゆっくり休めたので有り難かったです。リフォームに向けて家の中のいらないものを整理していますが、この日も古い椅子でまだ使えるものを洗ってリサイクルショップに販売。中古品の処分方法は基本「ヤフーオークション」と山科の「タウンタウン」を利用しています。ヤフーは高いですが、信頼性があります。タウンタウンは今の店舗になってから駐車場が広くくなり持ち込みしやすいんです(昔は超狭かった)。◆お昼は久しぶりに御陵のレガーロさんへ。メインはトリカツ、スイーツは抹茶と豆乳のブラマンジェ。ここは全てが美味しい。最近は予約しないと入れなくなりましたが…。今月は12日〜23日まで改装で閉店。7月から値上げされるとのこと。日替ランチは800円→900円へ。ドリンク・ケーキセットは400円→500円へ。このご時世では仕方ないですね。ちなみに、お店は御所南でオープンして8年、山科に引っ越して来てから10年目だとのことです。自分の引っ越しでちょっと離れましたが、これからも利用できればと思います。

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│-│-│2024/06/10(月) 08:42

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博物館レプリカ制作の実習

生憎の雨模様の日曜日ですが、梅雨はまだのようです。多少蒸してきてはいますが、過ごしやすい初夏の陽気が有り難いです。◆昨日は、博物館レプリカを制作する実習日でした。クラスを2つに分け、1回を2時限で行うため、4時限連続となります。授業は椥辻に本社のある西尾製作所さんと連携してずっと続けています。いつもありがとうございます。レプリカ概論から、レプリカの型をとる型を作るところから始め、彩色仕上げまでを200分で実施。写真は資料から型をとる際に、表面を傷めないように錫箔をブラシでこすりつける工程です。年ごとに学生の雰囲気は変わりますが、社長さん曰く「最近の学生は真面目」だそうです。学生さんも慣れない作業おつかれさまでした。レプリカの意図を少しでも分かってもらえたらと願います。

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│-│-│2024/06/09(日) 11:00

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今年もやります「七夕陶灯路」&「サイエンスデー」

昨夜のバレーボールネーションズリーグは、世界ランク1位のポーランド0-3で敗れましたが、その後各選手のこれまでの歩みが紹介され、とくに石川選手の海外での取り組みについてはさすがだと思いました。やはり、強くなるには理由があります。当たり前の事ですが、強みを生かし弱点を克服することです。◆ポストに区民新聞が入っていたので広げてみたら、7月に大学で行うイベントについての情報が掲載されていました。学内でまだ情報が回っていないのに、外部情報から知るという。今年も7月5日に七夕陶灯路が、7月27日にサイエンスデーが実施されます。陶灯路は恒例行事となっていますが、学生が毎年変わるので運営が大変のようです。100均時代に、「京焼・清水焼」という伝統産業が今後どうなっていくか分かりませんが、続けていくためにはやはり状況変化に即応した何らかの変化が求められるのだと思います。◆今日は8時から準備をして一日特別講義です。

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│-│-│2024/06/08(土) 07:45

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「生活の基本」とは何か

ムーンショットAI、コーヒア、ミストラルAI、AI21ラボ、ミニマックスAI、クルトリム、零一万物、百川智能、智譜AI、シンセシア…。全て生成AIのスタートアップ企業です。昨日、アメリカのAI企業・エヌビディアの時価総額が3兆ドルを突破し、アップル社を抜いたとの報道に驚きました。時代は変わりますが、「驕れる者久しからず」でもあります。日本企業はどうなるのでしょうか。◆昨夜は録画でNHKの教養番組『100分de名著』を視聴。6月は民俗学者・宮本常一先生(1907-1981)の『忘れられた日本人』が対象で面白いです。とくに、宮本先生のお父様はお爺様の生き様や教訓については気づかされることがありました。私は宮本先生にはお会いしたことはありませんが、柳田先生の書生だった千葉徳爾先生(民俗学者・地理学者:1916-2001)にいろいろ指導を頂いた経験があり、そのことを思い出しました。今でいう「チコちゃん」と一緒で、「歩くときもボーッと歩くな!」「地形や植生を観察しながら歩け!」「話者の家の中でもボーッとするな!」「柱の素材が何かまで観察しろ!」といった具合で、かなりスパルタ的な特訓を受けたので、それが今に生きています。民俗学は、歴史学のように国の歴史を考えるのではなく、庶民の生活史を明らかにしていくものです。ただ、生活が変わりすぎた現代において研究成果をどう生かすのかが問題です。かつて牧田茂先生が民俗学入門として『生活の古典』(1969、角川選書)を書かれその本を大切にしていますが、AI時代になったからといって人間の営みの中で変わることのない「生活の基本」とは何かについて「生活の古典」から考えるようにしています。

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│-│-│2024/06/07(金) 08:35

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