アラカルト

始まりました「スカーレット」

今朝も夢を見ました。でも、かなり断片的なものを2つ。一つは人物が出てきました。神崎宣武(かんざきのりたけ)先生です。彼は民俗学者で、現在でも近鉄グループの「旅の文化研究所」の所長さんをしています。かつて「旅する巨人」といわれた宮本常一先生に師事しており、同じ民俗学者で3年前に亡くなられた岩井宏實先生と関係が深かったと記憶しています。私は岩井先生には大変お世話になりましたが、神崎先生は恐らく1度しかお会いしていなかったと思います。なぜ急に彼が登場したのか、起きたとき不思議でなりませんでした。もう一つの夢はまったく別のもの。いきなり自転車で道を走っている夢です。しかも後ろに誰かを乗せています。どうやら若い大学生くらいの男の子です。知り合いだったかどうかは記憶があいまいですが、親しくなかったら一緒に自転車には乗りませんよね。その自転車はレンタル自転車で、電動アシスト付きのようで、坂道でとても軽快に登っていきます。これまで乗った電動アシスト自転車よりも数段楽な感じでした。スイスイ行くのでどんどん登っていき、ついに山の頂上に到着します。山頂には自動販売機が置いてあり、そこにカレーライスがあったので、それを食べるという夢です。カレーは好きですが、自動販売機で買ったのは初めてでした。そもそもそんな自動販売機は現実世界では見たことはありませんが。さて、今日からNHKの朝ドラで「スカーレット」が始まりました(写真は公式HPより)。オープニングの人形の演出が面白かったです。私は普段朝テレビを見るという習慣はなく、夜にニュースか録画したドラマか、スポーツなどを1時間程度見るくらいでしょうか。テレビは付けるとづるづると見てしまうので、朝は見ないのですが、今期はなるべく続けて見たいと思います。前に神山清子さんに指導頂いた絵皿が完成しました。自分のキャラクターだけでなく、神山さんに書き方を教わった鹿の図柄も小さく配置してみました☆そういえば、神崎先生は陶磁器の専門家でもありました。何か繋がりがあるのでしょうか。滋賀県では、「つちっこプログラム」という陶器を作る授業を小学校等で展開していて、私が以前滋賀県の文化審議会メンバーだった頃は、積極的に支援していました。陶芸の森の学芸員さんや陶芸家の方の協力を得ながらもう20年実施してきています。今回の番組は滋賀県が舞台なので、これから滋賀の陶芸文化が注目されると思うと嬉しい限りです。

1.jpg
続きを読む>>
│-│-│2019/09/30(月) 23:27

アラカルト

使い捨てをいつまで続けるのか

また夏に戻ったような日曜日でした。1日ずっと家に籠もりきりでした。最近ヴァイオレットエバーガーデンのDVDを借りようと思ってお店に行くのですが、いつも空振りばかり。せっかくなので、前から観たかったSPシリーズを全部見てしまいました。昔断片的に見ていたので、ストーリーがよく分からなかったのですが、最後まで通しで鑑賞したら結末の意味がよく理解できました。この革命編の舞台は国会議事堂ですが、実際の撮影は滋賀県庁が使われたんです。当時センターのスタッフが「こんど岡田君が来る〜」って、キャーキャー言っていたのを思い出しました。ほとんど使われることのない地下通路も登場。あの通路今はどうなっているのだろう?当時岡田准一君のこともあまりよく知りませんでしたが、とにかく格闘シーンが本格的で面白かった記憶があります。また、岡田君と真木さんが電車の中で会話しているシーンが印象的で、「一人で抱え込まなくてもいいんだよ」っていう台詞が好きでした。SPって本当は攻撃してはいけないのです。いざという時に人の盾になれるのだろうか。日頃からのイメージトレーニングが大事だと思います。午後にまた旧車部品の分解清掃を。35年くらい前の部品。2枚目の写真はエアコンのダクト。全部バラすことができます。いまのクルマのダクト部品は見たこともないし、外すと壊れそうで怖い。3枚目の写真はダッシュボードのデジタル時計。これはストック用で、動くかどうかもわかりませんが、綺麗に清掃しておきました。動かなかったら修理に出します。動いたとしても液晶がダメになっているケースもあります。こうした古いデジタル時計でも修理をしてくれる専門店があるんです。そこでどうしても修理できない場合は、この大きさに合うアナログ時計を特注で作ってみたい。クルマのレストアをしながら、「リペアマネジメント」について深く考えています。我々はいつまで使い捨てのマネジメントを続けるのでしょうか。経済が良くなっても地球がゴミだらけになってしまう。工業製品では難しいのですが、まずは趣味のクルマから取り組んでいます。

1.JPG
続きを読む>>
│-│-│2019/09/29(日) 23:35

アラカルト

腰痛からの解放

今日は1日ヨガ三昧でした。私がヨガをやっているのは20年以上続く慢性腰痛があるからです。ヨガをやると楽になるのです。うちの母親は水泳が良いというのですが、私にはさっぱりです。身体はそれぞれですよね。今日は午後のレッスンにたまたま「腰痛からの解放」なるワークショップがあったので、入ってみました。乳井さんという珍しい名字の方がレッスンを担当していました。プロフィールにはかつて格闘技をされていたと書いてあったので、かなり怖そうな人なのかなぁと思ったら、人当たりがとても柔らかく、笑顔が素敵な方でした。内容的には、心理的なアプローチ、アイソメトリックス的なアプローチ、整体的なアプローチ、気功的なアプローチを「ヨガ」という概念でまとめている感じでした。基本ペアで行うワークショップでしたが、一人でもできるメソッドも多いので、有り難いです。既存のヨガは何を目的に行うかの論理的説明がないままアサナに入りますが、彼は非常にヨガをサイエンスとして捉えている点がこれまでの人とはまるで違いました。腰もだいぶ軽くなって、いい体験ができました☆お昼はガブリエルさんで、キノコとサーモンのオムライスを、スイーツはカスカードさんでオレンジのタルトをいただきました☆

1.JPG
続きを読む>>
│-│-│2019/09/28(土) 22:56

アラカルト

長続きするビジネス

やっと後期の1週目が終了。長年やっていても、はやり余裕が持てません。仕事の断捨離を進めていきたいと思います。さて、昨日は振興的なビジネスについて触れましたが、先日近江八幡に行ったときに買ってきたのが写真の資料です。大人の方は「三方良し」と言ったらすぐに近江商人と結びつくと思いますが、意外と学生は知らなかったりします。子ども向けの本って分かりやすいので、よく買います。近江商人といっても、いろいろあるのですが、商売の心得みたいなところが面白いです。やはり、自分本位の商売は長続きしないというのは昔から言われていること。どうしても目先の利益を気にしたり、楽して稼ぐ方法に飛びついたりしがちですが、滋賀では昔からそういうことを戒めていたのです。それに、昔の営業スタイルの方がカッコイイと思ったりします。学内で彼岸花を見ました。花の形が美しすぎます。ようやく過ごしやすい季節になりますね☆

1.JPG
続きを読む>>
│-│-│2019/09/27(金) 22:43

アラカルト

危ないビジネスモデル

今日はまた失敗。午後から5時間まるまる授業が入っているのですが、途中の大学院の授業でチャイムが鳴らなかった関係で、次の授業を15分も遅刻…。学生に非常に申し訳ないことをしました。すみません。今日に限って時計を見ていませんでした。ところで、昨日の会議でちょっと驚いたことがあります。学生や先生が図書館に入れる本の中で、審査に通らない本があるのですが、その代表的な本が堀江貴文さんの書かれた本だというのです。まぁ、確かに問題行動も多いし、本のタイトルからして挑発的なものが多く、啓発本というより人たらし的な感じがします。今朝の新聞にも彼の新刊本が出ていましたが、恐らくゴーストライターを立てている可能性が高いでしょう。これほど大量の本を一人で書くのは難しいはずです。そのうち表記方法の検討がされるかも知れません。なぜこんなにも本を出すのか。いろいろ調べてみたら、そのカラクリがなんとなく見えてきました。彼は有料のメルマガを展開しており、会員数は約15000人。月額864円ですから、月々約1300万円の収益となります。つまり、本を売ることより、自分の顧客を増やしていると考えられます。メルマガの先には高額セミナーがあり、まさにスピリチャル系のビジネスモデルとよく似ています。参加する人は、彼のアイデアを買うわけですが、そのうち顧客として定着していったり、中には彼を崇拝する人も出てくるでしょう。定番的な言葉ではなく、革新的・刺激的な言葉や考えに酔ってしまうのでしょう。でも、彼にとって読者は金ずるでしかありません。似たような性格の本に、Daigoさんや、かつては中谷彰宏さんという方もいました。あと、脱洗脳で一時期名前があった苫米地英人さんも今何しているのでしょうか。苫米地さんの本は一時メディア論の関係で読んだことがありますが、論理的なことはあまり書いておらず、本人が批判しているスピリチャル本に近かった記憶があります。知らず知らずのうちに洗脳されお金を取られ、気がついたら何も変わっていない。結局「騙されるやつが悪い」ということであれば、インサイダー取引の頃とあまり思想は変わっていないということなのでしょう。若い人達が安易にこういう人達の思想に流されてしまうことに非常に危惧します。また一度染まってしまうと、失敗したりしないとなかなか抜け出せなくなるようにも思われます。こうした本を発行する出版社の方々はそのことをどう思っているのか、一度聞いてみたいものです。

1.JPG
│-│-│2019/09/26(木) 22:54

page top