アラカルト

扇山の記憶 〜星になった案山さん〜

昨夜はニュースを見ていてビックリしました。山梨県の扇山で山林火災が起きたとのこと。学生時代に扇山近くの中野という集落に民俗調査に入り(写真はそのときの報告書)、山中には数え切れないほど入りました。報告書を読み返すと、昔から山林火災はあったようで、かつては扇山の峰伝いに防火線があり、村人がその草刈りをしていたと書かれていました。調査をしたときにはすでに防火線はなかったので、人手不足という問題が昔からあったようです。また、扇山は木食上人や案山上人といった行者の修行場でもあったため、その詳細を調べるため民俗学研究会とは別に「扇山文化研究会」を自主的に組織し活動していました。私はとくに「木食白道」の研究に繋がり、その後本を出版させて頂きました。丁度、火災のあった場所は、江戸期の僧である「案山吉道(あんざんきつどう:1608〜1677)」が晩年に居住した屋敷跡(史跡)がある辺りでしょうか、かなり気になっています。案山さんは、生まれるときに難産となり母が自らの命を省みず鎌で腹を割いて取り出したと伝わります。だから、案山の名は「安産」に通じます。彼は晩年、弟子と共に扇山から富士山に登り、そこで即身成仏となります。中野地域には、「案山さんは富士山に登って星(北極星)になった」という話が伝わっていたのを思い出しました。木食上人を中心に研究していたので案山上人の記憶が定かではないのですが、火災の被害にあっていないことを祈ります。

1.JPG
│-│-│2026/01/09(金) 14:58

アラカルト

AIによって教育の何が変わるのか

浜岡原発で深刻な問題が起きましたね。今政権ではイケイケどんどんで原発政策が推進していますが、必ず事故は起きます。前に本で書きましたが、原発は事故処理技術が確立されておらず、また最終処分方法もこの15年ほとんど進んでいないいわば未完成技術・政策がまかり通っているのです。最低限の稼働は仕方ないと思いますが、二度と福島の悲劇を生まないためにどうするのかを世界中で考えないといけない問題だと思います。◆昨日はAIに関する研修を受けました。最近こうした研修ばかりですが、AIも所詮機械ですし、できることは限られます。ただ、今後の教育において恐らく「座学」というものが大きく変化します。私の予測では近い将来先生がいらなくなります。そういう学習スタイルがあっという間に広がるでしょう。極端な話し、学校もいらなくなる。ですから、学校の存在意義は座学以外の学びということになります。私がアクティブラーニングで追求してきたのもその点であり、自分で考える、共に考える、プレゼンする力、本物を見る力、フィールドワーク、社会人との繋がり、自分で行動する、自分でつくる、などです。ただ、課題や企画参照としてAIを部分的に使わせることはありますが、あくまで補助的に使わせます(依存させない)。方向性は間違っていないかったなと思っていますし、これまでの思索と実践についてはいつか本にしたいと思っています。一方で、大学はいろんな授業があってよいので、AI利用学習を否定するものではありません。ただ、AI利用は多くの電力を使用し、それが原発稼働の大義名分になっていることはもっと議論すべきでしょう。昨日大きな地震がありましたが、結局また事故が起きでも誰も責任をとらないのですから。

1.JPG
│-│-│2026/01/08(木) 12:36

アラカルト

最後のサプライズ

株価が最高値を更新していますね。昨年の初頭、年末には3万9千円くらいになるとアナリストが予想していたのを思い出しましたが、その後に高市政権が誕生することを明確に判断できないわけで、結局確実な株価予測というのはかなり難しいと考えています(だからやりません。地道に働き無駄に使わない)。◆昨日は4回生最後のゼミナールでした。夜に最後の懇親会を昨年イベントを開催した渋屋さんで行いましたが、サプライズでお誕生日ケーキを頂きました。嬉しすぎました。本当にありがとう。私の顔(ホワイトチョコ)を誰が食べるかで盛り上がっていたのには笑えましたが…。みんな素敵な社会人になっていって下さい。

1.jpg
│-│-│2026/01/07(水) 09:59

アラカルト

若松で心機一転

大学は今日から事務と授業がスタートしました。年始なので1限の学生は皆眠そうな顔をしていました。恐らく昼夜逆転している人もいるんでしょう。◆年末年始のお華は、若松です。若い葉がこれから生長していくように、今年も心新たに日々の生活を送りたいと思います。松は長持ちするので、15日まではこの状態にしておければと思います。

1.JPG
│-│-│2026/01/06(火) 12:07

アラカルト

稲荷山に登る

凍える日が続きますが、昨日は伏見稲荷大社に参拝いたしました。かなり寒く雨も降りそうな天候だったからか、例年よりだいぶ少ない人手でした。が、その分外国人の多さが目立っており、ここ数年は山頂まで来られる方も増えた感じです。今年は「28番大吉」でした。心静かに日々精進できればと思います。◆下山しての楽しみは「ぜんざい」です。疲れと寒さが吹っ飛びました。

1.JPG
続きを読む>>
│-│-│2026/01/05(月) 10:26

page top