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アラカルト山に籠もりたい暖かいせいか、この週末は体調がいいです。休日ですが、コロナが高止まりしてどこにも行けませんし、せっかく研究モードに入れたので、続きをしていました。出だしは悶々としていましたが、午後はいいペースで編集がはかどりました。このまま山にでも籠もって作業をしたいものですが、そうもいきません。今月はこんな日があと何日つくれるだろうか。研究者というからには、研究しないとね。学内の梅が満開になりましたよ☆
│-│-│2022/03/13(日) 21:36│
アラカルト祝☆累計200号!卒業式が終わったし、今日も暖かいので気分がいいです。3月に入ってもなかなか落ち着けませんでしたが、ようやく研究モードに入れました。落ち着いて原稿を確認できるというのは有り難いですが、もうかなり時間が経っているので、頭の中がグチャグチャ。焦らず、一つ一つ紐解いていきます。◆仕事終わりに本屋でジムニー本を購入。表紙がジムニー女子でした。でも、とても女子の乗るクルマに見えません。フロントグリルがアウトクラスカーズさんのビンテージGグリルだとすぐに分かる人はかなりのマニアです。今年行けなかった東京オートサロンの作品が詳細に掲載されているので、それだけでもありがたい。あと、恐らく編集の人は気がついていないと思いますが、今号が129号ということは、市販前の日本ジムニークラブの会報誌時代の号数(71号)を合わせると、累計200号となります。おめでとうございます!単一車種を扱うワンメイク本で、一番多いのは「GTRマガジン」の163号ですが、累計ではジムニーが上を行きます。ジムニーとGTR、全く異なるジャンルの2台ですが、日本の自動車文化を牽引する貴重な車種であることが、雑誌からも読み取れるわけです。ジムニーの面白さは、プラモデルがそのまま大きくなったような、そんな「オモチャ感」がある点だと思っています。だいたい、フロントグリルだけでも数え切れないくらいの製品があるなんて、他のクルマではあり得ないでしょ。しかも、それは日本に限らず、世界的にも似たような動きがあるのですから驚きです。例えば、フランスの東部にシノンという街がありますが、ここにサムライやジムニーの部品を扱う「マスターフォレスト」という会社があり、欧州カスタムの拠点となっています(詳しくは、下記のサイトを参照のこと)。ここでは、未だに古いジムニーの純正部品だけでなく、オリジナルのカスタム部品を多数揃えています。私も一度ここから欧州仕様のボディーパネルを購入したことがあります。
https://www.masterforest-boutique.com/en/ ジムニーは何故こうした文化を形成するようになったのか?それが私の文化政策学的な研究テーマなのです(ウソです。単なる趣味です)。 │-│-│2022/03/12(土) 21:51│
アラカルト春の香りを楽しむ快晴かつ4月のような暖かさとなった今日、うちの大学では卒業式が開催されました。昨年同様、コロナの影響を考え、全体でのセレモニーはせず、学科毎に教室で、しかもソーシャルディスタンスを行いつつ座ったままでの開催となりました。また、校歌斉唱・学長や理事長の祝辞は映像となりました。多くの学生が参加し、とても華やかな催しとなりました。一応、学科の責任者ですので、このところこの準備にずっと追われていて、途中いろいろあったりなんかしたので、無事に終了できて良かったです。立派な社会人に育っていくことを心より祈ります。終わったら魂抜けたので、何もする気が起こらず、早めに帰って静養しました。11年前の今日も、同じように卒業式でした。「もうそんなに経つのだ」と思う一方、頭の中では時間が止まっています。家で被災地のニュース情報とかを見ていて思ったんですが、現在浸水想定区域にどんどん高齢者福祉施設ができているとか、原発が再稼働している状況などをみると、「人間は、また同じ過ちを繰り返している」としか思えません。その根底にあるのは「経済」なんだろうと思います。恐ろしいことです。事故後11年目にして原発訴訟の判決。そもそも東電は原発を動かす資格はないとずっと思っています。もし世界中の原発にプーチンの核ミサイルが落ちたらどうなるのでしょう?すでに標的になっている可能性はあります。今後も、主張すべき事はひるまず言える人間でありたいと思います。なんとか無事卒業式が終わったので、ご褒美に桜餅を頂きました。春の香りが嬉しすぎます☆
│-│-│2022/03/11(金) 20:50│
アラカルト平和とは、単に戦争のない社会ということではない韓国の大統領選挙は、大接戦の末、野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソッキョル)候補が与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補を破り当選しました。現政権にいろいろ課題があったこともあり、日本にとっては少し安堵した結果となったのではないでしょうか。彼の父親は2年間一橋大学に留学しており、日本語も堪能とのこと。ただ、政治経験がないことと、今回の選挙で韓国国内に大きな分断があることも浮き彫りになりました。したがって、国をまとめるのは至難の業と言わざるをえません。ちょっと前に、日本と半島の歴史を勉強しようと本を買いました。この人の説はあまり受け入れられませんが、全体を把握するにはわかりやすい文章です。日本では、ほとんど半島の歴史を学ぶ機会が無く、この本を読んで驚きました。ほんとに戦争、戦争、戦争の歴史。まわりの国から干渉されるだけでなく、半島の中でも勢力争いをしていたわけです。しかも、古代において日本は鉄資源を巡って南部地域に進出していたのです。国を維持することの難しさを感じさせられました。未だに国が二分され、その前は日本が35年も統治していたわけですから、当然のことながら自身のアイデンティティを確立していくことに力が向いてしまうわけです。しかし、時代はグローバルな方向に進み、いろんな矛盾も浮き彫りになってきています。ロシアが変なことになり、それに中国と北朝鮮はどうなっていくのか。今日は、奇しくも10万人が命を落としたとされる東京大空襲から77年。当時アメリカは民間人など関係なく絨毯爆撃をし、その後原爆を二つも投下しました。どうしたら、人と人とが争うことなく平和に暮らす社会ができるのか、そんなことを考える1日でした。平和とは、単に戦争のない社会というこではないと私は考えています。人々が文化・芸術を享受し、笑って過ごせる社会が「平和」なのだと考えます。そういう意味で、リーダーの責任はとても大きいのです。
│-│-│2022/03/10(木) 21:39│
アラカルト3月9日です「3月9日」です。この日付がタイトルになった曲を藤巻亮太さんが歌っていますね。春を心待ちにしながら大切な人に寄り添う歌です。一度、大学祭に来ていただいた時に、目の前で歌っていただいた事をよく覚えています。あれから何年経つんやろう。最近、この曲は卒業ソングとして歌われていると、どこかのサイトで見ました。「粉雪」も好きですが、「3月9日」もいい歌だと思います。◆今日は朝から炭山地区にある陶芸家さんの工房に伺っていました。卒業式でゼミ生にプレゼントする筆置が完成したので、ジムニーで取りに行きました。橘功一郎先生という方で、もう20年以上のお付き合い。昨年、滋賀県文化奨励賞を受賞されました(パチパチ)。
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5280683.pdf 今年は「音楽」や「楽器」をテーマとして、バイオリンやギターなどをなんとなくイメージささせる造形を、かなり金属的な仕上がりになる釉薬を使って表現いただきました。これ陶器なんです。金属ではありません。それに、遠目で見ると、なんか生き物のようです。毎年ぜんぜん違うので見るのが楽しみ。彼もジムニーが好きなので、会うといつもジムニー談義が始まります。私のジムニーはオリジナルにこだわっているのに、それを「カスタムだ!」と叫びます。人によって捉え方が違うというのは面白いですね。大切に大学に持ち帰って綺麗に梱包し、卒業生へのお手紙も書いて、論文集とプロジェクト報告書を合わせてパッケージしました。準備万端。毎年この作業をしながら、この2年間を振り返ります。 │-│-│2022/03/09(水) 22:01│
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