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アラカルト街のリニューアル新潟で強い地震があったようですね。大きな被害がなければ良いのですが。さて、伊勢の話ですが、ちょっと寄ってみたかったのが「外宮参道」です。前回の遷宮時に街並みが整備されたとのことで、以前から気になっていたので、観察してきました。おはらい町のように伝統的建築を生かし、古い四角い建物はリニューアルされていました。まだ道半ばという感じではありますが、かなりリフレッシュした感じで、想像していた以上にいい雰囲気の町並みでした。近くにマンションはありますが少し奥まったところにあり、また外観も配慮されているのでそれほど気にはなりません。雨にも関わらず大勢の人が来られていました。草津宿とは正反対の整備方針です。なぜこれほど意識差があるのかよく分かりません。今日のお菓子は先日東京で買ってきた東京ラスク。学生と一緒にいただきました☆
│-│-│2019/06/18(火) 23:12│
アラカルト伊勢の意外なスポット6月も半ばを過ぎているのにまだ梅雨に入っていないんですね。このまま来なかったりして。さて、伊勢のお話ですが、いろいろと巡った中で結構インスピレーションを感じた場所がありました。それは猿田彦神社の裏手にあった御神田です。とくに目的としていたわけでもなく、境内をウロウロしていたら、たまたま別世界に迷い込んだような感じでした。誰もいない田んぼなんですが、何かこの場所に流れている空気が違うというか、かなり神聖な雰囲気を醸し出していました。この場所では、5月5日に御田祭という行事が行われるようです。機会があれば一度観てみたい。日々の食にも感謝をしないといけませんね。今夜のお月様はストロベリームーンというようです☆たしかに少しピンク色がかっています。
│-│-│2019/06/18(火) 00:06│
アラカルト松方幸次郎の魂東京は酷く暑かったけれど、京都戻ったらかなり涼しい、というか寒い。今日は自由見学でしたので、東京のいくつかの施設を回りました。細かくは後日アップしますが、今日は国立西洋美術館について触れておきます。どうしても見たかった「松方コレクション展」に行ってきました。西洋美術館は、実業家であった松方幸次郎(まつかた こうじろう:1866年〜1950年)がヨーロッパで収集したコレクションが母体となっています。開館60周年を記念して開かれている展示会なのです。一般にはあまり知られていないかもしれませんが、日本の芸術振興に大きな足跡を残された方です。洋画に限らずヨーロッパに渡った浮世絵も含めると約1万点もの作品を収集。しかし、震災や戦災、事業の失敗等で多くが焼失・散逸・接収・売却されたのですが、戦後フランス政府から返還された作品が母体となり、美術館が建設されました。残念ながら美術館を見る前に彼は他界されています。今回の展示は海外に残された作品達も加わっていて、松方さんが生きていたらさぞ喜んだことでしょう。彼の魂を見る思いで、館内を歩いていたら涙が出てきました。また、展示には2016年にパリ・ルーヴル美術館でボロボロの状態で発見され、その後国立西洋美術館に寄贈された松方コレクションの一つ「モネの《睡蓮、柳の反映》」が修復を経て、初めて公開されていました。家に帰ったら、その修復プロジェクトがNHKスペシャルで取り上げられていたので、タイムリー過ぎて驚きました。まだ読んでいませんが、このコレクションが誕生するドラマを描いた原田マハさんの新刊本を美術館のショップで買ってきました。また、ゆっくり読んでみたいと思います。
│-│-│2019/06/16(日) 23:04│
アラカルト問題の本質朝から東京出張。今日は法政大学にて博物館学芸員資格をもつ大学の会合です。9月の国際博物館会議が終わると、法改正が具体的にスタートする模様。制度を大幅に変えるような意見もあり、またまた振り回されるかもしれません。ただ、会議の中で制度論や職員論については語られますが、利用者の視点がほとんど欠如しているのと、いま博物館が置かれている状況がまるで議論されていない。立派な人材養成はできても、世間から取り残されてしまっては意味ないなぁと思った次第です。議論を聞いていて、なんとなく問題の本質が捉えられていないような気がしました。社会が求める要素が変わってきていると私は考えるのですが…どうなるのでしょうか。そういえば、体調不良はすっかり治りました☆
│-│-│2019/06/15(土) 23:13│
アラカルト鎮魂振魂の神昨日はなんだか調子が悪いなぁと思っていたら、どうも軽い風邪をひいたようです。今日も一日身体がだるい感じでした。この週末は出張なので、無理しないように気を付けます。さて、また伊勢の話ですが、伊勢神宮に行く前に初めて猿田彦神社を訪れました。この神社には天宇受売命(アメノウズメノミコト)を祀る佐瑠女神社(さるめじんじゃ)がありました。猿田彦命は、滋賀県の?島とも深い関わりがあり、恐らく長寿だったのでしょう。天狗のような姿で描かれることもあることから、私は渡来系の血もひいている可能性があるのではと感じています。天宇受売命は天の岩戸の前で舞を行ったことで知られますが、ここに祀られているということは、猿田彦と結婚をしたのかもしれません。興味深いことに、この天宇受売命は芸能の祖神ということだけでなく、鎮魂の元祖としても祀られています。鎮魂すなわち御魂鎮め(みたましずめ)というのは、「高ぶる心を静め落ち着かせ、穏やかで素直な心の人である様にすること」で、先の祓いの儀式でも行われるわけです。それに加え、「振魂(ふりたま)」を行います。振魂とは、「眠っている力を呼び覚まし、活力あふれる若々しい活動の出来る人である様にすること」とあります。鎮魂はよく聞きますが、この振魂という行為については初めて知りました。少し調べてみますと、この振魂(「ふるたま」とも言うらしい)というのは、武道などにおいても魂を奮い立たせ、身体を活性化させる技として伝わっているようで、身体を小刻みに揺らしながら丹田に気を集める様子がフリー動画などで見ることができます。ヨガとはまた違った面白さがあります。個人的には、学生の眠っている力を呼び覚ますことができればと願うのですが…。あと神社の横に植えてあった招霊(おがたま)という木も気になりました。榊に似ていますが、葉の大きさは二回りくらい大きな感じでした。
│-│-│2019/06/14(金) 22:13│
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