アラカルト

一生ボケない方法

今日は1回生のガイダンスがあり、初めて学生と対面しました。やっとこの時が来ました。私は一応学科主任なので、一言ご挨拶。みんなとても緊張しているようでしたが、これから打ち解けてお友達を増やしていき、楽しい学生生活を送って欲しいと心から願います。◆さて、土曜日の続きです。石川丈山さんのお墓に登山道の脇に「波切不動尊」というお不動さんがあったので、寄ってみました。住宅街からちょっと山に入った所にあるのですが、参道から空気が一変します。小さいですが歴史を感じ、まさに修行地という感じです。いまでも修行されている方がおられると思います。「波切(なみきり)」の名前の由来は、弘法大師空海さんが唐から帰る時、乗っていた船が嵐に襲われますが、彼が彫った不動明王を掲げて不動真言を唱えると、波が剣で切られたように別れ難を逃れたことにちなんでいるようです。高野山の南院にご本尊として祀られているとのこと。ここには、なぜかボケ防止に関する巨大な看板があり、そうした信仰があるようです。十ヵ条を以下に書いておきます。

<ボケ防止 十ヵ条>
01.いざ外へ
02.目的を持ち何かに挑戦
03.家の中でも身体をいとわない
04.指を動かせ
05.大声、大笑いを
06.高血圧の監視
07.牛乳、魚、そして肉
08.他の病気を減らす
09.タバコやめ、酒控えめ
10.感謝の心をわすれず

昔は今と較べて病気が本当に怖かった時代だったでしょうから、ボケ防止が病気予防となり、健康に繋がるということを良く知っていたのだと思います。どれも当たり前とえば当たり前ですが、ともすると忘れがちになります。京都には不思議なところが沢山あります。

1.JPG
続きを読む>>
│-│-│2020/09/15(火) 21:01

アラカルト

京都を見守る丈山さん

来週から授業が始まりますので、少しそわそわしています。その関係か、今朝は奇妙な夢を見ました。場所は中国。私は水泳連盟のような組織の事務局。中国にできた新しい水泳競技施設の視察調査団に参加している感じでした。道中いろいろトラブルばかりで、さらに途中から自分が裸であることに気づきます。それほど恥ずかしい思いはないのですが、このままではいけないという気持ちがあり、服を探すのですが建物が複雑過ぎてどこの部屋に服を置いたのか分からず、うろうろしているうちに目が覚めます。自分が裸になる夢は数年に1度程度はみますが、どのような暗示があるのでしょうか。◆さて、土曜日の話になりますが、詩仙堂を訪れてから、近くに石川丈山さんのお墓があることが分かり、訪れてみることにしました。裏山の中腹にあるようなのですが、登り口がわからず一度諦めかけましたが、近くの人にお聞きし、辿り着くことができました。サインがないし、人の家のような所を通っていくので、聞かないと絶対無理です。急な山の斜面を登ること5分くらいでしょうか、かなり大きな墓石です。生前に自身が選んだ墓石に友人である野間三竹さんが墓誌銘を刻んでいます。350年ほど前の石ですが、とても綺麗に残っています。ただ、墓誌のところが拓本ではなく魚拓のように採られたようで、真っ黒になっている点が残念でした。昭和3年に国の史跡に指定されています。毎年5月23日の丈山さんの命日には詩仙堂で丈山忌が行われるようですが、それとは別にこのお墓の前で地元の住民主導による護摩供養が行われているとのこと。詩仙堂の建設費や隠棲のための経費がどこから出ているのかという疑問から、一説に丈山さんが後水尾天皇や公家を監視するスパイなのではないかという説があったりします。詩仙堂にある嘯月楼という望楼も修学院離宮や都を監視するためのものではなか、とか。蜂要という施設は南、北、西を一望でき、忍び返しが取り付けられていて、忍者屋敷の構造をしているそうですが、そこは非公開です。お墓のところまで登ってみると分かりますが、今は木が茂っていますが、木がなければ京都を一望できる場所に立地していて、監視しているかどうかは別にせよ、丈山さんは今でも京都を見守っていることが分かります。◆日にちが前後しますが、昨日のお昼はロビンさんでアサリと京水菜のクリームソースパスタを頂きました☆

1.JPG
続きを読む>>
│-│-│2020/09/14(月) 22:05

アラカルト

京都の楽園・詩仙堂

今日は曇りがちでしたが、風があって涼しくて気持ちがいいです。とくに1日何もせず、午後にちょっと五条のイオンまでお買い物に行った程度です。コムサでズボンを一つ買いました。◆さて、昨日の続きですが、昼食を終えて向かったのは「詩仙堂」さんです。徳川家康さんに仕えた石川丈山さんが隠居所として59歳から90歳で没するまでの31年間生活された場です。中国の詩家36人の肖像を展示した詩仙の間にちなみ詩仙堂と呼ばれています。でこぼこの地形をうまく利用して建物やお庭ができています。京都には数多く庭園がありますが、私はここがとくに好きで、京都の楽園のような所です。この日は来客も少なく、かなり長時間瞑想をさせて頂きました。網戸がないのになぜか蚊が入ってこない。建物やお庭もいいんですが、結構アプローチの環境が大好きです。380年も前の人がこれほど素敵な空間プロデュースができていることにいつも感動します。

1.JPG
続きを読む>>
│-│-│2020/09/13(日) 20:53

アラカルト

グリルにんじん

またメガネのネジが緩んでしまい、再度北白川のメガネ屋さんへ。今年は何回行ったか。そのため、新しいメガネがすでにデビューしています。作っておいて良かった(デザインが似ているので誰にも気づかれませんが…)。せっかくなので、北白川でランチしようと思い、今日は珍しく事前に調べて訪問。「グリルにんじん」というお店。メガネ屋さんから歩いて2分くらいのところにあります。お店の前は車で何度か通ってはいましたが、普通の住宅地に立地しているのでまったく気がつきませんでした。こんなところにレストランがあるんや的な感じです。行ったらビックリ!幹線道路から住宅地に入るという立地にもかかわらず、開店時間から続々と人がやってくるのです。駐車場も数台とめるところがあるんですが、すぐ一杯になり待ちの車が道路に溢れます。地元の人気店のようです。ただ、カウンターだけでも20席程度はありますので、車ではなければすぐ入れるとは思います。今日は日替わりランチの牛ロース定食を頂きました☆味付けもよく、豚汁も美味しかったです。税込み1150円でした(食後のコーヒーとかは付いていません)。洋食好きな人にはとても良いかと思いました。また、メガネが壊れたら訪れたいです。今日はこの後いろいろブラブラ北白川・一条寺辺りを散策したので、またアップができればと思います。

1.JPG
続きを読む>>
│-│-│2020/09/13(日) 00:10

アラカルト

コロナ禍の影響

テニスの大坂なおみさん、決勝進出ですね!おめでとうございます。この頃はYoutubeでダイジェストが見られるので、ほんとに有り難い時代となりました。一方で、しっかり見ることがなくなったという課題もありますね。東京にいた頃はよく有明コロシアムに行っていたなぁ。◆2020年になっても、博物館実習ではブローニ(中型カメラ用)フィルムを使っています。が、今年からフィルムは注文しないとまとまって手に入らなくなり、また今までお願いしていた写真館では現像の対応をしてもらえなくなりました。しかもモノクロフィルムは現像期間的にほぼ使用できない状態。フィルムも絶滅危惧種的になっています。コロナ禍でそれが加速した感じがします。でも、まぁ、まだなくなった訳ではないので、やれるうちは多少手間がかかってもこだわりたいです。デジタルカメラへの変更なんていつでもできますし。それにしても、注文購入したヨドバシカメラさんのサービス対応が最悪でした。機械に合わせてばかりで、人に合わせることができていない。大きな量販店でも落日するときはあっという間かも知れません。

1.JPG
│-│-│2020/09/11(金) 21:39

page top