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アラカルト現代に生きる神仏混淆の世界JR東海道線で早朝から人身事故があったらしく、朝から授業が大混乱していました。私は午後からの授業でしたが、10人以上おらず、グループ設計を考えていたプログラムがまったくできなくなりました。遅れてきた学生は、紙ではなくスマホやデータで遅延証明を見せてきました。初めての経験です。ただ、デジタルデータだけでは、本当に遅延したのかがさっぱり分かりません。今回は全員認めましたが、操作しようと思えばいくらでもできそうに思いました。◆先日お知らせした妙見寺さんのご開帳に参加してきました。土日は混みそうなので、なるべく平日にと思い、時間をみつけて参拝。いつもとは異なり、雰囲気が華やかになっていました。本殿の奥にひっそりとご本尊を拝見することができました。暗くて全体のシルエットしか見えませんでしたが、雰囲気を感じることはできました。このお寺には境内に鳥居が立ち、ご本尊の前には鏡が置かれ、完全なる神仏混淆様式がそのまま生きています。江戸以前は皆ほぼこのような形で、尊いものは全て敬うという日本人がもつ本来の信仰を感じる空間だったと思います。大阪では感染者が増え続けいるようです、はやく平和な日々が戻りますように。
│-│-│2021/04/15(木) 22:03│
アラカルト大学と高校の違いあの東芝が大きく揺れています。なぜこうなったのかよく分かりませんが、思えば身の回りに東芝の製品がない。バブルの頃は画像処理のシステムを使わせてもらっていました。昔はほんとにいい商品を作っていたと思います。が、常に新しい商品やシステムが出てくるので、このところ、経営判断の難しさをよく考えます。また、売れるものがいいものとは限らないという、何か矛盾を感じる社会にもなっているのが少し気がかりです。◆今日は1回生ゼミの最初の授業。会うのは回目。でも、最初が肝心なので、結構神経を使います。でもうちのゼミには結構武器がありますので、最初ですから先輩が作ったバームクーヘンをプレゼントしながら、覚えるだけが勉強じゃないこと、偏差値だけが人間を評価する指標じゃないことを成果物を見せながら説明したりしました。驚いたことに、「食べてもいいよ」と何度言っても結局最後までみんな食べずに手をつけませんでした。真面目というか、固いというか。授業の終わりころに、「大学に入って気がついたこと」について聞いてみたところ、印象的だったのは「大学が自由すぎて驚きました!」というコメント。高校時代は何もかも厳しく、髪型まで細かくチェックされていたそうです。私からしたらとんでもない学校だと思いますが、そういう型にはめようとする意識をなんとか改善できないものかと心から思いました。それから、いつも最初に質問するんですが、「勉強好きな人!」と聞きます。手を上げた人は皆無。今後、授業では「学ぶ楽しさ」を知ってもらえるよう、あの手この手でアプローチしていきます。
│-│-│2021/04/14(水) 21:57│
アラカルト33年ぶりの秘仏公開(山科・妙見寺:明日〜)今日も1日ドタバタ。いろんなところから機関銃のように仕事が降ってきます。なんとかかわしながら授業もやって終わると魂抜けてます。◆さて、山科地域の重要な情報を得ましたので、取り急ぎ下記にまとめました。私がここに来たのが20年前ですから、当然ながらご本尊を見たことはありません。密にならないよう、気をつけて参加できればと思っています。
「妙見様大祭:三十三年に一度のご開帳」のご案内 場所:護法山妙見寺 京都市山科区大塚南溝町3-1 075-592-0164 時期:2021年4月14日(水)〜18日(日) 内容:三十三年に一度の本尊・妙見菩薩(妙見様)の御開帳式典 14日:午後妙見様のお山へお参り 15日〜18日:(9時〜16時)お開帳 17日:(10時、14時) 御祈禱会 18日:10時 稚児行列 11時 修法・天童音楽大法要・芸能 12時半 余興・獅子舞・芸能六斎奉納・中国百面相・尺八演奏 妙見寺は日蓮宗の寺院で、本尊・妙見大菩薩を安置しています。妙見大菩薩は、眼病平癒の篤い信仰があり、寿福、開運、厄除けなどで信仰を集めています。◆創建年代の詳細は不明ですが、794年、桓武天皇の平安京遷都に際して北斗堂が祀られ、都の四方(東西南北)を守護するために、北辰を祀る「星ノ宮(妙見菩薩)」が安置されました。山科の妙見寺は、そのうちの東に祀られた星ノ宮との伝承があり、現存するのはここだけです。その後、一時は廃れた時代もあったようですが、江戸時代には眼病に霊験あるとされ妙見信仰はかなり賑わったようです。◆ご本尊の妙見大菩薩は、秘仏で三十三年に一度しか開帳されません。今年がその年だそうです。春日作とされ、木像坐像で高さ約1メートル。首の髪は垂れ下り、冠はなく、左の手に蛇、右の手に釼を持ち、石座上の亀に載る形式のようです。◆ちなみに、妙見信仰とは、北極星(北辰、子の星)を神格化した妙見菩薩に対する信仰のことで、星を本尊の妙見菩薩に見たてて星祭を行うもののようです。密教では、眼病平癒のために修法の妙見法を行い、 国土安寧、玉体安穏を祈願した。妙見信仰はもともとインドが発祥らしく、その後、道教、密教、陰陽道などの要素が混交し、かなり複雑な要素をもっているようです。ですので、お寺ですが境内には鳥居などもあります。◆西の日ノ岡峠から妙見寺門前に到る道は、「妙見道」と呼ばれ、このお寺への参道となっています。ほぼ直線的に山に登る面白い道ですが、現在は住宅に覆われ裏道的な感じとなっています。大学から帰る際はよくこの道を通ります。道沿いにある酒屋さんにちょっと前まで「妙見道」というオリジナルのお酒がありました。 │-│-│2021/04/13(火) 21:22│
アラカルトアウトレットの次にくるものとは今週から本格的に授業が始まります。いろいろ準備をするのですが、なかなかはかどりません。時間がかかりすぎるので、1つの授業を準備するのにどのくらいの時間をかけているのか計算してみたら、なんと平均3時間でした。学期の最初ということはあるのですが、あまりに長い。もう少し効率的な準備を心がけたいものです。◆さて、昨日の話になりますが、安土から帰る途中で少し時間があったので久しぶりに竜王のアウトレットパークに寄ってみました。凄い人です。これだけの人をもっと町に呼び込めないものだろうかと考えたりします。また、お店の数も当初より増えたので回りきれません。新しいジャケットが欲しかったので、いろいろ見ましたが、欲しいデザインがあまりなく、あってもサイズがなかったりで、結局何も買いませんでした。これだけのお店と商品があっても欲しいものはない。なんだか不思議な感じがしました。日本で大型アウトレットができて今年で21年目。雰囲気はいいんですが、もう新鮮味はまったくありません。もしかしたら、そろそろ次の段階に来ているのかも知れません。これから脱ブランドがトレンドになるような時代が来るのでしょうか。◆高速の菩提寺パーキングで食べたソフトクリームがとても上品な味でした☆ピンボケでスミマセン。
│-│-│2021/04/12(月) 22:45│
アラカルト安土を歩く今日も良く晴れて日中はとても暑くなりました。朝から近江八幡の安土に行き、今日から始まる「安土観光ツアー」の取材をしてきました。今年度のフィールドワーク授業の参考にするのです。最初に安土駅で武将隊に見守られながら出発。セミナリヨ跡や安土城跡周辺はもちろんのこと、町中をぐるっと歩き、著名な前方後円墳である瓢箪山古墳にも登ってきました。普段は点で動くので、こうして解説を頂きながら歩くと「面」的に地域を捉えることができるので、とても良かったです。現在観光ガイドは16名で、合併前から30年も続いている組織だそうです。合併しても独自に活動されているとのこと。素晴らしいことです。今回、私が気になったのが地域の産土神である「活津彦根(イクツヒコネ)神社」と「竜石山」です。私のカンピューターに反応しました。活津彦根命は、「彦根」の語源となったとされる古事記にも登場する神です。アマテラスとスサノオの誓約によって生まれた五男三女の男神で、天照大神が左手に巻いていた玉から生まれたとされています。「玉」ですよ。しかも、生國魂神社の祭神とも同神といわれています。「玉」であり「魂」ですよ。この神社の正面に竜石山という小山があるんですが、「竜=蛇」と「石=玉」が出てきたので、この山の中に何かあるような気がしました。滋賀県には古い痕跡がいくつもあります。ガイドの方はまったく関心がないようでしたし、今は普通に登山できるような状態じゃないようです。が、いつか調査してみたいと思いました。◆町歩きがかなり長かったので、遅めのお昼を竜王インター近くの中華店で頂きました。酢豚定食。ボリューム満点。最近学食では魚ばかり食べているので、外に出るとお肉が食べたくなります。
│-│-│2021/04/11(日) 23:19│
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