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八幡・安土のフィールドワーク

朝から「安土未来づくり応援プロジェクト」で、学生31人と八幡・安土のフィールドワークを敢行しました。ほんとは1泊2日で行う予定でしたが、大学から宿泊許可がとれなかったので、日帰り活動です。密にならないよう、小グループに分けて行動してもらいました。雨が心配でしたが、ほとんど降ることなく、また体調不良者が出ることもなく、無事終了することができました。その後、私は地元の方とずっと会食をしていたので、さきほど帰宅。グループ行動の間、私はまたマニアックな場所に行ってきたので、後日アップします。お昼は、八幡堀沿いの茶楽さんでキーマカレーランチを頂きました☆

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│-│-│2021/07/10(土) 23:21

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この季節になぜヒオウギを飾るのか?

今日は退院後の定期検診の日。5月の健康診断の結果を提示したところ、大きな問題はないとのこと。ただ、別件で眼底に異常があるらしく、また落ち着いたら再検査をしないといけません。◆七夕が過ぎると、例年京都ではコンチキチンと祇園祭の音色が広がりますが、今年も新型コロナで中止。ただ、山鉾は組み立てるところもあるようです。今週のお花は、「ヒオウギ(檜扇)」でした。この花の葉は扇状に広がる珍しい形をしているので、この名があります。これからオレンジ色の花を咲かせます。「檜扇」とは、本来は今の扇子の古い形です。祇園祭ではこの花が欠かせないのですが、それは疫病退散・悪霊退散に効果があるとされるからです。ではなぜ、扇がそのような効果があるのか。簡単にいうと、「扇」というのは、本来「蛇」を象徴化したもので、蛇は脱皮することから「悪いものを拭い去る」という意味があります。この蛇は太古の昔は神として祀られていて、その蛇神の根源が「山の神」につながるのです。古代の日本人は人が死ぬと山に帰ると考えていて、生まれ変わると信じられてきました。つまり、この山の神は人間の祖神であると考えられてきたのです。巡り巡って、ヒオウギ=蛇神=山の神=祖神という構図があるのですが、現代ではそのことがほとんど忘れ去られ、形だけが残っているのです。和歌山県熊野地方では、「扇立祭(おうぎたてまつり)」といって、巨大な檜扇を御神体とし、お祓いを行う古いお祭りが今でも行われています。ヒオウギは少し変わった形をしていますが、日本人にとってはとても歴史や信仰と深く結びついた「神の存在」のようなものなのです。

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│-│-│2021/07/09(金) 21:05

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新プロジェクトの発足

今月に新プロジェクトを発足することにしました。その名も「京都橘大学 安土未来づくり応援プロジェクト」です。近江八幡市・安土未来づくり課さんへの協力をさせていただくことになったので、そのまんまですが…。週末に学生と現地のフィールドワークを実施します。まだコロナ禍なので、万全の体制で取り組みます。大学の許可が下りてから時間がなかったので、ネームプレートを外注する時間がなく、夜な夜な切り出して全員分を作成しました。5年後の2026年は「安土城築城450年」となり、滋賀県と近江八幡市では、かなり大規模な事業を展開されるはずです。地域政策としても今から準備しておく必要があり、次代を担う若い世代のアイデアを少しでも盛り込めればと考えています。

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│-│-│2021/07/08(木) 22:08

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七夕の願い

大雨の七夕になりましたね。残念ながら、星が見える気配はありません。学内では看護学部棟に笹飾りがおいてありました。多くは「国家試験に合格しますように」といった願いでしたが、中には「教授になる」といった強いメッセージも。私は強く願ったことはないですが、がむしゃらに仕事をしていたら教授になっていたという感じでしょうか。いまでも、教員というよりかつてのサラリーマンという意識の方が強い。ところで、七夕の故事は結局どれもあいまいですが、個人的に彦星はニギハヤヒノミコトであり、織姫はセオリツヒメが当てはめられ隠されたのではないかと考えています。先日も1回生の授業で千と千尋の話になったのでニギハヤヒノミコトについて聞いてみましたが、知っている学生は皆無。ほんとに日本はこれで良かったのでしょうか。昨年開催できなかった「七夕陶灯路」は、今月16日の開催が正式に決まったようです。密になるので、対外的にはオンライン開催となっています。仕方ないですね。とにかく、一日でも早くコロナのない穏やかな日常が戻りますように。

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│-│-│2021/07/07(水) 21:29

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変わる図書館

初めて図書館に電子書籍を数冊申請し、本日入荷の連絡を受けました。入荷したといっても、本文データが読めるようになっただけですが、早速使ってみました。確かに便利ではありますが、本にやたら書き込みをする私にとっては、やはり形がある方がいいです。ただ、本はかさばるので、参考書的に電子版を使えればと思います。現代は技術の過渡期ではありますが、制度を何かに一本化するという方向ではなく、「使い分け」が大事だと考えます。

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│-│-│2021/07/06(火) 21:07

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