アラカルト

なぜ防災意識が高まらないのか

阪神・淡路大震災から今日で29年です。在学生のほとんどはそれ以降に生まれています。私の研究室には災害に関する多くの文献がありますが、あまり活用されていません。なぜなら、学生が興味を示さないから。昨年末に文化施設のクライシスマネジメント(危機管理)に関する講義を行った際、80人いる受講生に「防災対策をしているか?」と問うたところ、手をあげた学生は0。そんなもんです。毎年確認していますが、いても数人。で、翌週に「何か対策したか?」と質問したら3名ほど手をあげてくれました。その時に「正常性バイアス(楽観バイアスともいい、例えば防災の話を聞いても他人事と捉え対策に動かない心理のこと)」の話をしました。その後能登の地震が起きたので、話の意味を少しは感じてくれているかとは思います。ただ、細かい防災対策以上に大事なのは建物の耐震補強なのだと思います。旧耐震の家が多く、しかも密集して家が建てられている京都は人ごとではありません。って、うちもまだ改修計画中なんやけど…。

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│-│-│2024/01/17(水) 10:35

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一つの歴史に幕

日本海側では大雪のようですが、京都でも雪が降りました。うちの辺りは山科内でも標高が高く北部ですので、降り方がちょっと違います。◆さて、昨日の話になりますが、4回生の最後のプログラムとなる口頭試問を缶詰状態でずっと行っていましたが、無事終了。3年前に新学部となったので、これで旧現代ビジネス学部の15年の歴史が幕を閉じることとなります。縮小ではなく、かなり拡大しての改組なので良しとしましょう。看板は変わってもやることは変わりません。地域環境・地域文化向上に少しでも貢献することが、私の役割だと思っています。

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│-│-│2024/01/16(火) 10:28

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春を待つ

有り難いことに昨日はゆっくりできたので、今年初のヨガワークに参加。驚くほどに呼吸ができず、日頃の生活を見直すきっかけになりました。町中では、三十三間堂で「通し矢」を終えたであろう弓を持つ若者の姿をみかけました。京都ならではの光景です。◆今週のお華は菜の花と梅でした。こんな早くに見られるのは嬉しいものです。まだ厳しい寒さが続くものの、松の内も終わり徐々に日が長くなっているのを体感します。春が待ち遠しい。

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│-│-│2024/01/15(月) 09:39

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頼氏とKANO

大学入学共通テストの時期って、晴れてるだけで大成功と思うのは私だけでしょうか。担当ではないので直接関係ないけれど。◆朝起きたら、台湾総統が民進党の頼清徳(らいせいとく)氏に決まっていました。ホッとしたというのはありますが、一方で有事のリスクは高まります。日本は派閥改革してる場合じゃない。日本も直接選挙になっていくのかも知れません。それに、立候補のあり方も改善しないと詐欺師ばかりが台頭する。京都橘学園はマーチングの関係で台湾政府とは大きな繋がりをもっているので、個人的にも小さいながらも何かできればと思います。ところで、当選した頼氏の趣味は野球とのこと。私の好きな映画に「KANO」があります。2015年に公開された台湾映画で、まだ台湾が日本だった1931年に台湾代表の高校野球チームが甲子園で大活躍した実話がベースとなっています。主演の永瀬正敏さんはとてもいい演技をしていますし、台湾と日本の繋がりの一端を知ることができます。世界全体が変な方向に動いている昨今ですが、武器で争うのではなくスポーツで対決する程度にして欲しいと願います。

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│-│-│2024/01/14(日) 07:51

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言葉の価値

今週末は大学入学共通テストですが、担当ではないので有り難い。でも、やることは沢山あるので、こそこそ仕事したり。ところで、後期の展示論という授業の一環として、学内で「方言」に関わる小さな展示会を開催しています。都道府県毎にチームを編成し、参加型展示に挑戦。カルタにしたり、おみくじ風にしたり、めくり展示にしたりと工夫されています。私は日本語そのものが世界遺産やと思っているのですが、アイヌ語や沖縄の言葉などはユネスコが発表した「消滅の危機にある言語・方言」に入っているようです。方言というと昔は差別の対象でしたが、今後は地方文化を象徴するものとして、その価値がより高まればと願います。

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│-│-│2024/01/13(土) 11:28

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