アラカルト

貴重となったフィルム撮影実習 

蒸し暑いので、ようやく扇風機を出して夏仕様にしています。家を買って1年、山裾の古い家でもなんとか過ごせました(人には勧めませんが…)。ただ、マンションとは異なり思うようにできるところは最高です。◆写真実習の仕上げに、学内でパネル展示を行っています。今回も食がテーマの写真が多かったですが、パネルをチェキ風にしたり、リアル折り紙を貼り付けたりして、ユニークな展示もありました。この間の全国大学博物館学講座協議会にて、先生方に写真実習のカメラをどうしているのかを聞きまくったところ、やっぱりフィルムカメラを現像の問題で諦めていることがわかりました。しかも、フィルムは皆35ミリばかりで、ブロー二を使っていると言ったら驚かれました。ある意味、うちの大学での実習は国内でも(ということは世界でも)珍しいプログラムになっているのかも知れません。私の代だけでもなんとか残したい(人には勧めませんが…)。

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│-│-│2024/07/02(火) 09:13

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薪棚を作ってみた

昨夜は台風のような風雨で、夜中室内の建具がガタガタ音を立てていました。でも、意外に雨漏りが少なかったり。今月末にリフォームの打ち合わせをすることが決まりました。◆以前伐採した木の整理を土地の所有者の方と6月中に行うと約束していたので、先月は木と格闘していました。梅雨に入っていましたが、案外雨が降らない時間もあったのでお陰様で無事に整理が完了☆一応薪棚も作ってみました。板敷いて置いただけですが…屋根用のトタン買わないと。量が多すぎるので、ほとんどは林の隅にまとめる形に。虫対策のため長袖で作業していましたが、終わってみたら体中アザだらけ。でも痛くありません。腰にくるかなと思いましたが、とくに異常はなく有り難い。そろそろ斧を買おうかどうしようか。その前に薪ストーブ作らないと。◆夜は萬屋琳窕さんの水無月を購入。私は抹茶派です。

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│-│-│2024/07/01(月) 09:02

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紫陽花鑑賞と夏越の祓

昨日は仕事を早めに切り上げ、藤森神社の紫陽花苑に寄ってきました。時期的にギリギリですが、まだけっこう咲いていて、優雅な時間を過ごすことができました。リニューアルされてからは、水路が引かれていて水辺空間とのコラボもまた良き。本殿前には夏越の祓用の茅の輪が設けられていたので、くぐってきました。2024年も折り返しです。

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│-│-│2024/06/30(日) 11:33

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都市環境をデザインする

アメリカの大統領選は今後どうなるのでしょうか。テレビ討論が行われたようですが、明らかにさまざまな課題が伺えます。今後、世界の救世主はアメリカ以外から現れると私は予想しています。◆博多の最後です。櫛田神社の後に、近くにある複合商業施設「キャナルシティ博多」を訪れました。ここは1996年に再開発された所で、昨年開業した地下鉄櫛田神社駅と直結となっており、とても便利になっていました。ユニークなデザインですが、手がけたのはアメリカ人建築家ジョン・ジャーディ率いるジャーディ事務所です。また、当時そこのデザイナーであった柘植喜治先生の作品でもあることはあまり知られていません。彼は、日本に帰ってから長らく千葉大学で教鞭をとられ、日本展示学会員としても開業当時学会のプログラムをこの場所で担当頂きました。それからもう30年近く経つんですね…。今見ても斬新なデザインで、アウトレットモールの先駆け的存在でもあるといえます。年数を経ていることもありあちこち痛みが出ているようで、大改修が行われていました。当時、うちの大学でもこうした都市環境デザイン(建築・観光・地域振興の融合)を多角的に展開することを考え旧学科名称にはなりましたが、なかなか「環境」という視点で学際連携できなかったのは残念でした。今は経営学科になってしまいましたし…諦めずにできることをします。

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│-│-│2024/06/29(土) 09:32

アラカルト

現代に息づく伝統

本格的な雨がやってきました。でも、昨夜は阪神打線が爆発したので気分は悪くないです。◆博多の続きですが、とにかく町は山笠モードになっていました。櫛田神社内では「飾り山笠」の準備が始まっていました。昔の山笠はこのサイズだったんです。町の近代化で電線を切ってしまうので、現在のサイズに落ち着いたとのこと。商店街を何気なく散歩していてたら、偶然山笠の土台づくりに遭遇しました。有り難い…犬も歩けばなんとやら。テレビ局などの取材もあったりして。テコの原理を利用して縄で固く締め上げます。金物は使いません。博多の場合は、各地域で特徴的な法被が作られており、そのデザインですぐに見分けられるようになっているのが特徴です。本番では動きやすい別の法被が使われます。近代化が進む現代においても、こうした伝統が息づいている場面が見られるのはありがたいものです。年齢を重ねるごとに、「伝統」の重みと意義を感じます。伝統を日常に生かすアイデアを少しでも考えたいと思っています。

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│-│-│2024/06/28(金) 07:44

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