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アラカルトゼミナールとは何か昨夜は阪神戦をテレビで観ていましたがちょうど良いところで放送終了…。今朝の新聞で勝ったのを知ってホッとする。いい試合は最後まで見せて欲しいのですが…。◆いよいよセミナール選択が本格化しました。昔は資料だけで選択してもらっていましたが、人数も増え時代も変わってきたので、うちの学部では大会場で先生方が合同でゼミ説明会を開いたり研究室訪問ができたりする制度を設けています(昨日は合同説明会の日でした)。また、動画編集をしてオンデマンドで各ゼミナールの概要を視聴もできるようにもなっています。そこまでやっても「で、ゼミナールって何ですか?」という質問が毎年来ます。そういう時代なのです。なので、昨年からは「ゼミナールとは何かという説明会」も行っています。そもそも大学におけるゼミナールとは、専門性を高めていくために、少人数の学生と教員とがあるテーマに関する文献を読んで議論したり調査をしたりというのが基本で、その延長で個人の卒業研究につなげていきます。それを「演習」ともいいます。大抵は3回生・4回生が連続して特定の先生につくのが一般的ですが、うちの学部では前倒しされている就職活動を視野に2回生の後半から一貫したゼミナールをスタートさせているのと、社会人基礎力を高めるため各ゼミで何らかの研究プロジェクトを行うという形式をとっています。ですので、通常ゼミナールの授業名称は「専門演習」といういい方をすることが多いのですが、うちの学部では「プロジェクト演習」という名称にしています(最近こういう名称の大学も多くなってきた)。私のゼミはかなり本格的なプロジェクトをゼロベースから長年行っているため、「学生時代に何か実現させてみたい!」というアクティブな学生に来て欲しいと思っています。せっかく大学に来ているのですから、何か面白いことを一緒に実現させましょう。
│-│-│2025/05/28(水) 08:11│
アラカルト史上最高のお店広島で約4万2300年前の旧石器時代の遺物が見つかったとの報道があり、日本人の起源に関心が高まっています。これまでは約3万7000年でしたから、そこから5000年も古いことになりますが本当なのでしょうか。思えば旧石器捏造事件が発覚したのが2000年ですからもう四半世紀経っているのですが、昨日の事のように思い出します。◆日曜日はヨガワークの後に町中で買い物したんですが、前から行きたかったお店に入れました。いつもは閉まっているのに、この日は開いていたのです。お店は、御幸町通りにある「goat(ゴート)」という古着屋さんです。店長が2008年度卒のゼミ生。前に同じ代の卒業生が研究室に遊びに来てくれて、彼がこの店を経営しているので見にいって欲しいと言われていました。16年ぶりの再開ですが、昨日卒業したような錯覚を覚えます。学生時代よりも元気そうで嬉しく思いました。開店時間が遅く、いつも開店前に通っていたのが判明しました。また、同世代のゼミ生ともたまに会うらしく、それぞれの様子も伺うことができました。他にも橘の卒業生がスタッフとして働いていて、親近感が沸きました。お店は古着屋らしからなぬスッキリとした内装となっていて、この日は多数のお客で賑わっていました。ちなみに、goatとは「史上最高の」という意味があるらしく、彼は学生時代からファッションが好きだったのでその世界でがんばると決め店名に意思を込めたのでしょう。もうすぐ夏になるのというのに革のコートをディスプレイしているのが彼らしい。
│-│-│2025/05/27(火) 08:16│
アラカルト華道の世界観「大の里」の最速横綱の話題で盛り上がっていますが、世界卓球で男子ダブルスが64年ぶりに優勝したことも凄いと思いました。◆今週のお華はチョウセンマキでしょうか、青々とした佇まいに生命を感じます。典型的な三才格(さんさいかく)です。考えてみれば、お華で哲学的な意味を表すのは日本独自の文化なのかもしれません。自然と調和してこそ世界が成り立つというメッセージを送ってくれているように思います。この作品は長持ちしそうなので、ギリギリまで展示してみます。◆昨日はゆっくりできたのでヨガワークに参加し、買い物帰りにカスカードさんでクロワッサン生地の抹茶パンを頂きました。
│-│-│2025/05/26(月) 08:49│
アラカルト自分が死んでも残る家トランプさんは「学問の自由」だけでなく、博物館などの「表現の自由」についても締め付け始めているようです。行きすぎた表現もどうかと思いますが、文化統制したところで裸の王様になることが分からないのでしょうか。まぁ、こうした時代にこそ新たな文化・表現が誕生するので、それに期待したいです。◆家のリフォームが進んでいますが、この度現場立ち会いを行いました。壁を剥がすといろんなものが出てきます。床がダメになっているのは知っていましたが、場所によっては柱が白アリでなくなっていたり、重要な梁がボロボロになっていたり…。この状態で地震が来たらどうなっていたでしょうか。これまでの住人は根本解決せず臭いものに蓋をしていただけ。うまく修理できるのかわかりませんが、専門家にお願いし臭いものを取り除かないといけません。最初の画像は断熱材です。この素材もいろいろとのことですが、これはペットポトルを再生して作られているとのこと。見えないところにも環境を意識した素材を使って下さっていて、とても嬉しい限りです。自分が死んでもきちんと残る家にしたいと考えています。
│-│-│2025/05/25(日) 10:26│
アラカルトユニバーサルデザインあるいは寛容性ハーバード大学が凄いことになっていますね。課題解決のためとはいえ、行きすぎた政策には断固として対峙して欲しいと思います。◆写真を整理していたら先週末に行った展覧会情報が出てきたのでアップします。長年、滋賀県の連携授業でお世話になっている陶芸家の宮本ルリ子さんの個展が京都の「ギャラリー恵風」で開催されていたので見学してきました。数年前に国立民族学博物館で開催されたユニバーサルデザインに出展したことを契機にその延長として触れる作品を目指したとのことです。福祉関係者ともコラボし、随所に点字が仕掛けられています。とても陶器に見えないくらいの完成度で驚きました。同時に台湾出身の陶芸家シャオ・ティン・ルーさんの作品も展示されていました。「芸術する心」「感性」「寛容性」がテーマで、確かに寛容性があれば戦争や対立など起こらないと思いました。会期は明日までです。この日は聖護院門跡さんに縁があり、御本尊を初めて拝観させていただきました。
<展覧会情報> http://g-keifu.com/category/exhibition/ │-│-│2025/05/24(土) 09:54│
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