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アラカルト見えない線で結ばれる今朝の日経朝刊の1面「春秋」欄に地域博物館の収蔵庫問題が取り上げられていました(詳細は記事参照のこと)。文面には、業界では有名な遠野市の前川さおりさんの名前もありました。何を保存継承するのかということも大事ですが、あまりに人数の少ない学芸員問題(コーディネーター問題も)のことをもっと国会や議会で議論して欲しいと願います。◆昨日はまた打ち合わせと挨拶で安土地域と近江八幡地域に伺いました。この日も不思議な縁が広がりました。何か目に見えない線で結ばれているようです。自分の感性にしたがい、可能な範囲で粛々と仕事ができればと思います。お昼は八幡の「久ぼ多屋」さんというところで近江牛丼をいただきました。いつも行列で入れないんですが、平日だったこともありすぐに入れてラッキーでした。
│-│-│2024/07/24(水) 09:12│
アラカルト初回ミーティング昔から物覚えが悪く、とくに人の名前が思い出せないことが多くあります。昨日も同僚の先生と話しているときに民俗学者の「宮本常一先生」の名前がどうしても思い出せませんでした。人間の脳って不思議ですね。◆うちの学科は専門ゼミナールが2回生の後期から始まります。キャリア教育を意識して少し早めに設定します。7月はゼミ選考の大きなイベントがあり、先日終わりました。昨日はうちのセミ生になった学生達の初回ミーティングを実施。自己紹介や夏休みの課題について説明しました。充実した学生生活になることをお祈りします。早くみんなの名前を覚えないと。
│-│-│2024/07/23(火) 08:03│
アラカルト地域密着というけれどバイデン氏が大統領選挙からの撤退を表明したとのこと。あまりに遅すぎる感じがします。自国のことだけ終わるのではなく、世界平和を成し遂げられるリーダーの登場を心より望みます。◆実は来年、うちの経営学科に新しく「スポーツ経営学専攻」を作ることになりました。昨日は、オープンキャンパスでそれを記念し地元山科出身の元サッカー日本代表・松井大輔氏にお越し頂き、記念講演会を実施いたしました。彼は今年引退し、横浜FCのコーチに就任されるなど、幅広く活躍されています。お忙しい中、ありがとうございました。講演会では現役時代のお話しが中心でしたが、中でも印象的だったのは移籍先だったフランスでのことでした。彼の地では試合に負けると子どもたちが家にまで来て玄関のベルを鳴らし「何で昨日は負けたんだ!」と詰め寄られるとのこと。そのくらい選手と地域が近い関係だということです。「地域密着」と簡単にいうけれど、本来それを実現するにはスポーツで何であれ、歴史的な土壌の積み上げと人々の覚悟が必要なのだと改めて感じました。
│-│-│2024/07/22(月) 09:25│
アラカルト京扇子の現状連日の真夏日。仕事柄、学生の行動観察をしていると、手にはスマホと小型ファンを持つ人が多い。でも、昨日は1人だけ扇子を持っている女子がいて、ちょっと嬉しかったり。暑くてもすぐにエアコンをつけず、まずは扇子と扇風機で凌ぐようにし、暑さに負けない体をつくるように努めています(無理はしないけど)。写真の扇子は山科で作られたもの。京都ではまだ沢山扇子が作られていると思われがちですが、京都で販売されている扇子の95%が中国産なのです。かつて量産化を進めたため中国に技術が流出してしまい、このような結果に。京扇子組合が制作したものは全体の5%にすぎません(「京」マークのタグが付いています)。また、それらをきちんと扱っているお店は現在5軒しかありません。扇子が祖神を意味することや京都製はフルメンテナンスできることも今の人はほとんど知りません。日本人に日本の文化を気づかせる何かができればと思っています。ちなみに、扇子に描かれているカワセミは、「狙った獲物はすべて獲ることから、目標が達成したり望みが叶うという縁起のよい鳥」としてモチーフの1つとして採用されています。
│-│-│2024/07/21(日) 08:36│
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